どうも、森です。
白老の記事に引き続き、またしても胆振地方ネタです。
そういえばむかわ町も胆振ですね…。
ホテルミリオンとは…
ホテルミリオンとは、室蘭駅から徒歩3分という好立地にあるホテルです。
実際今は東室蘭駅近辺の方が栄えていますが
▲駅からめちゃくちゃ近い
Googleで出てくる概要もこんな感じ。
室蘭港フェリーターミナルから徒歩13分、JR室蘭駅から徒歩3分、山と海に囲まれた市街地の道道沿いに位置する昔ながらの飾らない雰囲気のビジネスホテル。
木目調のナチュラルなフロントは、コンパクトで気さくな空間。赤茶色のレトロで庶民的な外観で、地球岬展望台まで車で約4km、白鳥大橋まで車で約5kmの距離にある。
腰壁をしつらえシンプルなライティングデスクとチェアをコンパクトにまとめた客室は、庶民的で飾らない雰囲気。1人用客室とベッド2台の客室を提供する。
全室にテレビ、空気清浄機を完備し、冷暖房や冷蔵庫を備えた客室も用意する。 食事処を併設し、お替わりが自由の無料の和食の朝食と予約制の夕食(2人以上)も用意が可能。
コーヒーなどのウェルカムドリンクを提供し、共用の無料洗濯機、電子レンジ、冷蔵庫も完備する。駐車場あり。
こう見ると何の変哲もない…むしろ高待遇にも見えます。
レビューが凄まじい
私も「室蘭で大会前に泊まれる安い宿はないかな…」と探していたところ、このホテルミリオンを発見しました。何と1泊朝食付きで4,000円。
電話で予約を取る際に「窓のある部屋とない部屋のどちらにしますか?窓のある部屋は4,500円になります」とのことで、窓に500円の価値はないと判断。窓無しの部屋にしました。
しかし「窓のない部屋って何だよ…」と一抹の不安を覚え、一応の確認のためレビューを見ることに。
建物は全体的に古いです。かなり年季が入ってます。 フロントのおばちゃんの対応は親切なような、大雑把なような・・・その時の機嫌や忙しさで変わるようです(苦笑)
チェックインし、フロント前に無造作に置かれたシャンプーとパジャマを持って部屋に行くという謎のシステムです。ちなみに部屋にはボディソープのみ置いてあります。
(中略)
無料の朝食はまずますのボリューム。 でも、作ってるおばちゃん(おばあちゃんか?)は客商売を超えた異次元の対応。たくさん席が空いているのにもかかわらず座ると『そこじゃない』と言われたり、別の人がおかわりをお願いしたら『タダなんだからおかわりするんじゃないよ』と言った(でもよそってた)り、でも私には『おかわりありますからね』と言ったりします。 色々な部分を許せない人は絶対に許せないと思うので最低評価になるでしょうが、ネタは満載ですので、そういう出来事を笑える人には最高の宿です。
(前略)最大の問題点は、朝食を切り盛りしている女将が、ご飯のお代わりを異常に嫌う点です。 「無料なんだからお腹いっぱい食べられたら堪らん」と、はっきり言ってきます。
お代わりどころか、1杯目を山盛りにしただけで、嫌味の一つや二つは食らうでしょう。 そんな老婆の愛想が欲しければ、盛り沢山のおかずでも、決してお代わりしないことです。
(前略)口コミを見て覚悟していったので、感情的にならないで済みました。
朝食。品数も多くて美味しかったですよ。接客なんて気にしなかったら、良い宿だと思います。
(前略)朝食で、食堂に行くと、1人で切り盛りしている婆さんに、「おはようございます、と言えないんですか?」と説教されました。
ビジネスホテルですが、ホラー的な雰囲気やどこか不思議な世界観があり、40代以降にはどこかノスタルジーも感じる良くも悪くも昔の(昭和の)ホテルです。
うーん、途中から何のレビューを見ているのかわからなくなりますね。
情報を整理しよう
オーケーまず一旦落ち着こう。
他にもいろんな情報がありましたが、まとめるとこんな感じ。
・挨拶をしないと怒られる
・朝食の時に挨拶しないと怒られる
・朝食をおかわりすると一定確率で怒られる
・朝食いらないから部屋で寝ていたら起こされる
なるほど、若干条件は厳しいようですが、傾向と対策がわかれば問題はなさそうです。
ホテルミリオンに泊まってみよう
事前学習を済ませたところで早速泊まってみましょう。
チェックイン
廊下はこんな感じ。途中ポケモンショックみたいになっていましたが、おおむねレビュー通りです。
▲バイオハザードっぽい廊下
▲ポリゴンに罪はない
無事フロントに着きました。最初が肝心ということで妙にハキハキと挨拶。「これ、サービスですので…」と謎のシュークリームを貰いました。
これが窓無しの部屋
早速部屋に入ります。
▲本当に窓はない
…写真からはあまり伝わらないと思いますが「窓がない」というのは思った以上の閉塞感があります。
「独居房みたいな閉塞感だ…」と思いましたが独居房には窓が付いています。
窓のない空間に入ったときは「ホテルミリオンの部屋みたいだ…」と表現するのが正しいでしょう。
まぁ、レビューでそこまでボロカス書く程かと言うと全くそうではありません。普通に泊まれます。
噂の朝食
事前学習を済ませていたため、時間キッカリに食堂に突入し開口一番ハキハキと挨拶しました。
といいますか、ここまで対応してくれたおばさん、フツーにいい人では…?
▲朝食コミ4,000円は良心価格
傾向と対策の賜物なのか、お代わりまで勧めていただきました。ただ、朝からこの量ですからお代わりは必要ありませんでした。
「お代わりしたら怒られた」とレビューで書いていた人、どんだけ食べるつもりだったんでしょう…。
手軽に行ける魔境
レビューでは傾向と対策を掴みきれなかった人々の怨嗟の声が書かれていましたが、問題なく過ごすことができました。
皆さんも機会がありましたら、手軽に行ける魔境・ホテルミリオンにぜひお越しください。
…ちなみにこのホテルミリオン、いつの間にか公式ページがリニューアルされていました。
▲旧ページ
▲新ページ
旧ページがどちらかというとビジネス利用向けといった感じで、新ページはファミリー層を取り込もうとする姿勢があります。
ただ、このページをスクロールしていくと…
▲厳しい指導とは…
「行儀の悪い客には厳しい指導が入る」と公式でアナウンスされているビジネスホテルって凄くないですか
当ブログは、引き続き室蘭の雄・ホテルミリオンを応援しています。
今回はここまで。