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本物のシシャモを食べに行こう!むかわ町のお勧めスポットとか土産について好き勝手書く

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どうも、森です。

被災地支援に行った記事5で少しだけ触れましたが、今回はむかわ町について少し掘り下げて書きます。

むかわ町概要

この記事の本旨は町の概要や歴史紹介ではありませんので、手短に書きます。

むかわ町は、北海道胆振総合振興局東部に位置する勇払郡の町です。

具体的にどこだよって話ですが、下記の地図のとおりです。

人口はおよそ8,000人ということで「何か人口に対してデカくない?」と思われるかもしれません。これは平成の大合併の際に「穂別町」(現・穂別地区)と合併したことによるものです。

んでもってこの「むかわ町」は「シシャモ」で有名な町なんですよね。

恐竜も有名だって?恐竜の話は町内でも揉めてるらしいじゃん

本物のシシャモを食べに行こう!

何だか美味しんぼのフレーズみたいな見出しになってしまいました。

いつも食べている「シシャモ」は「シシャモ」ではない?

ご存じの方も多いかと思いますが、居酒屋などで出てくる「シシャモ」はほとんどが「カペリン(カラフトシシャモ)」という代替魚です。

調べると色々な記事が出てきますが、わかりやすかったものを引用します。

「現在『ししゃも』として流通しているもののほとんどは『カペリン』『カラフトししゃも』というもので、これは30〜40年前に輸入されました。なぜししゃもと呼ぶようになったかは、単に見た目が似ているからという理由であって、味はまったくの別モノなんですよ」 味がどのくらい違うかというと、「うなぎとあなごを一緒にしたり、ロブスターと伊勢海老を一緒にして売っちゃえ! というくらいですよ!」とのこと。

“本家”ししゃもが取って代わられた理由って? - Excite Bit コネタ より引用

なるほど、写真を見てもかなり違います。

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▲上がししゃも、下がカペリン

味はやはりシシャモに軍配が上がります。

とはいえ、カペリンに罪は無いわけですからあんまり偽物扱いするのもどうかと。

飲食店的にも、シシャモも調理って時間がかかるのでカペリンの方が提供しやすいんですよね。がんばれカペリン。超がんばれ。

シシャモの旬は10月〜11月

シシャモの旬…といいますか、シシャモ漁の時期が10月〜11月下旬までと短いんです。

シシャモは素の状態ですと痛みやすいそうで、ナマモノの「シシャモ寿司」なんかは11月下旬までの提供のようです。

つまり、シシャモを最も美味しく頂けるのは今時期といえましょう。

旬のシシャモが食べられるお勧めスポット

町内にはシシャモを販売していたり、料理を提供している店がいくつかあります。

有名なのは「カネダイ大野商店」と「ぽぽんた市場」でしょう。

アクセス的にも道の駅から徒歩圏内です。両方行ってもいいでしょう。

今回は両方行ったんですが、カネダイ大野商店さんの写真を撮り忘れてしまいました…。

カネダイ大野商店

店舗営業時間 10:00~17:00(1~4月は日曜定休)

カネダイ大野商店は、町内の取り扱い場所でも最大手ではないでしょうか。直売・食堂ともにありますので大変便利です。

ぽぽんた市場

 

店舗営業時間 10:00~17:00(水曜定休)

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▲駐車場も広いです

ぽぽんた市場は、水産物だけでなく農作物も取り扱っています。

名前の由来は「たんぽぽ」。むかわ町はたんぽぽの群生地でもあります。

最近そんなにたんぽぽ推しじゃないらしいけどね。

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▲その日に採れたものを直売。夕方にはかなりの商品が無くなっていた

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▲1串10匹がスタンダードな売られ方

シシャモはオスの方が身が美味しく、メスは卵がまた別の味わいを楽しめるようになっています。

1串10匹ということで、オスメス1串ずつ買って行かれる方が多いとか。

私が行った時には1串1,500円でした。宅急便の発送も受け付けていたので実家にダイレクトに送り付け。送料込みで3,800円也。

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▲某エナジー飲料を彷彿とさせるグッズ。思わずTシャツ買ってしまいました

食事処さとう

以前の記事でも「価格がバグっている」と評しました「食事処さとう」もぽぽんた市場の中に入っています。安くて美味しい料理ならココです。

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▲いくら丼700円はほんとバグ

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▲たまたま丼 600円。やはりバグ価格

おすすめのお土産は

圧倒的お勧めは、カネダイ大野商店が出しています「カムイししゃも」です。

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▲こういうパッケージのやつ。1,500円

「珍味シシャモ」と銘打たれてはいますが、珍味然とした「クセの強い濃い味」ではなく、シシャモの旨味がギュッと凝縮されています。

ぶっちゃけナマモノではないので、カネダイ大野商店さんの通販でもお求めいただけます。

というか、価格が良心的すぎませんか?

楽天でむかわ産のししゃもを検索すると、カネダイ大野商店さんの直売の倍くらいのレートで売られています。

やはり通販よりも、一度は現地に赴いてリピートしたいものがあったら通販で…というスタイルをお勧めします。

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▲複数業者が間に噛むとこうなる

シシャモ祭りは今年もやってくる

「ししゃもの町」ということで、毎年むかわ町ではししゃも祭りが開催されています。

今年は震災の影響で開催が危ぶまれましたが、むしろ従来よりも開催日をプラス1日して土・日の2日開催にするそうです。 

ということで、2018年の開催日は11月3日(土)4(日)の2日間だそうです。

 

道央圏からのアクセスも良いので、近くにお越しの方は是非。

 

長々と書いてしまいましたが、当ブログは被災地の復興を引き続き応援しています。

 

今回はここまで。