どうも、森です。
今回は久々に陸上競技の関係ない雑記です。
一期一会を意識するということ
これは私が個人的に心がけていることなんですが、雰囲気が良かったゲストハウスや遠方で見つけた美味しい飲食店などは、出るとき出来るだけ「いい部屋でした!また来ます!」「美味しかったです、また来ます!」と素直にポジティブな感想を言うよう心がけています。
完全に自己満足と言われればそれまでです。ただ「また来たい」と思っても中々行けないこともあるでしょうし、次に来訪した時にまだ経営している保証はありません。
ですから、特にここ数年は出来るだけ「その時」を大切にするようにしています。
もちろん、最初からこのような考え方だったわけではありません。これには過去の後悔があります。
過去の話
もう10年前くらいになるでしょうか。当時はこの北国でも、ちょっとしたバンドブームみたいなのがありました。
ちょっと前のチラ裏でも書きましたが、弟がバンドをやっていたもので、そういったコンテストにもよく出ていました。
あるとき、某ラジオ局開催のコンテストで弟の所属バンドが月間チャンピオンになったということで、年間チャンピオンを決める大会に出場。審査はオーディエンスの投票ということで、家族総出で行ったのを覚えています。
出演はその年の各回のチャンピオンで、オーディエンスは良かったと思うバンドを2つ書いて投票する形式。
年間チャンピオンを決める大会ということで、最初はドキドキしながら見ていました…が、当時大学生だった私は試験明け。途中からかなりウトウトして聞いていました。
と、その時です。ダダーン!と物凄く元気の良い演奏が聞こえてきて、思わず目が冴えました。音の方に目をやると、3人の男性が演奏しています。どうやらsealion(シーライオン)というバンドのようです。
1曲目の「Friday Night」の後、2曲目の「Magic Monster」。これがまたキャッチーで、1バンドに持たされている2曲の持ち時間がアッという間に感じました。
当時はスマホもありませんでしたので、sealionの映像は殆どネットに残っていません。札幌雪まつりでの様子がyoutubeにありましたので引用させていただきます。
見ての通り、バカテクがあるわけでもなく音も3ピース相応です。でも、凄く楽しそうに演奏していてキラキラして見えたのを覚えています。当然、投票用紙には弟の所属バンドとsealionを書きました。
結果から言うと、優勝は弟の所属バンドでした。終わった後、弟と合流して「シーライオンめっちゃ良かった!」「俺もそう思った!」と言い合ったのも覚えています。
ホールには出演したバンドが揃っていたんですが、何となく気恥ずかしくて本人達に「演奏すごく良かったです」の一言が言えませんでした。
それから2年後、sealionは解散してしまいました。 弟の所属バンドとも対バン等していたこともあって「まぁ、いつでも見に行けるでしょ…」と考えていたのです。
CDは実家にありました(弟か母が買ったんだと思う)ので、ライブに行かずともCDが手中にあったのも良くなかったです。
やはり直接ライブに行って、物販で買うべきでした。今となっては取り返せない後悔です。10年経った今でもそう思います。
世の中「いくらでもやり直せる」こともありますが「やり直せない後悔」もあります。
「良い」と思ったものには直接感想を伝えましょう
長々と買いてしまいましたが、やはり「良い」と思った作品などには直接感想を伝えるべきです。
そうでなくては、出し手や作り手の方々には伝わりません。そして、作品や作り手はいつ無くなってしまうかわかりません。
確かに、こういうのは半ば言った方の自己満足です。しかし、後々後悔しないためにも「その時」を大切にすることをお勧めします。
うーん、もう一回あの時の「Magic Monster」を聴きたいですね…。
今回はここまで。
magic monster/sealion
— 森の人 (@Sulak_alanlar) 2018年12月26日
シーライオンというバンド自体、どのくらいの方が覚えていらっしゃるのか…
ほんとキャッチーな3ピースバンドだったんですよ pic.twitter.com/zj6hv8uzeL