先日試験的にLINEスタンプを自作したのですが、思った以上に簡単でした。備忘録を兼ねて知見を共有させていただきたいと思います。
LINEスタンプを自作する
自作のスタンプをLINEで使えるようにするには「web申請」「アプリを使う」2つの方法があります。
今回は単純にスタンプを自作して自分で使ってみたかったので、後者の方法をとることにしました。
作業の流れ
用意するものは「LINE CREATORS STUDIO」と「素材となる画像」です。後述しますが、スタンプとして申請するには最低8パターン必要です。文字入れやエフェクトで差分とする方法もありますが、できれば画像は最低8枚用意しておくのが良いでしょう。
画像を編集
素材として用意した画像を編集していきます。色調補正や文字入れ等はアプリの機能で可能です。
▲今回は実家の犬を使用
▲切り抜きツールもあり
▲簡易なスタンプも
販売申請
画像の編集が終わったら「販売申請」ボタンを押します。スタンプの数は8刻みで最大40まであります。今回は試験的に作った8つを申請しました。
次に販売情報の入力です。スタンプを一般公開せず自分や身内のみで使いたい場合は「LINE STORE/ショップ非公開」と設定します。また「LINE スタンププレミアム」は有料サービスですが、デフォルトで「参加」にチェックが入っているので注意しましょう。アプリでスタンプを自作するなら特に参加メリットはありません。
販売申請が正常に終わると「スタンプの審査をリクエストしました」とメッセージが届きます。登録先のメールアドレスにも同じ内容が届きますので、見落とすことはないでしょう。
▲申請後のステータスは「審査中」となる
承認→リリース
申請後、早ければ数時間で審査完了のメッセージが届きます。ここで注意したいのが「審査完了=ダウンロード可能ではない」という点です。実際にはここからもう一手間「リリース」ボタンを押す必要があります。
▲「詳細確認」をタップ
▲「リリース」を忘れず
販売開始
「リリース」の数時間後に「スタンプ販売を開始しました」とメッセージが届きます。この「ダウンロード」リンクが出て初めてスタンプをダウンロードすることができます。
▲ステータスも「販売中」に変化
制作者本人のダウンロードは無料ですが、身内にダウンロードしてもらったりプレゼントとして送るのは有料となります。販売価格は120円が最低なので、プレゼントを予定している場合は120円に設定しておきましょう。
承認・リリースまでにかかった時間
今回、販売申請〜販売開始までの所要時間は約3時間でした。スタンプも8つと少数でしたし、版権も微妙なものが無かったので審査がスムーズだったのかもしれません。
LINEスタンプの審査というと数日を要するイメージがありましたが、これなら作ろうと思った即日に使い始めることができますね。
単純に面白いのでオススメ
家族とのLINEなどで実家のペットなどを使うと盛り上がります。検索にかからないよう非公開設定も簡単ですので、お子さんの写真をスタンプ化して家族内で使うのも面白いと思います。
▲ロクでもない写真ばかりになった
web申請の方も審査がスムーズになっているそうなので、そのうちweb申請の方にも挑戦したいと思います。
今回はここまで。