最近トレーニング前に摂っていたBCAAのストックが無くなったので、試しにEAAに替えてみました。
マイプロのEAAノンフレーバーといえば「不味い」といった感想が溢れていますが、ノンフレーバーならではのメリットもあります。今回はEAAを紹介しつつ、ノンフレーバーを少し擁護してみたいと思います。
概要
即効性のあるアミノ酸サプリメントとして大変優秀です。 さらに、BCAA(ロイシン、イソロイシン、バリン)を4:1:1の割合で配合。理想のアミノ酸サプリメントです。 アミノ酸はタンパク質中に存在する栄養成分なので、トレーニング、カラダづくりに最適です。
マイプロテイン 公式 より引用
タンパク質を構成する20種類のアミノ酸のうち、ヒトの体内で合成できない9種類を必須アミノ酸(EAA=Essential Amino Acids)といいます。この中にはロイシン、イソロイシン、バリンの3種からなる分岐鎖アミノ酸(BCAA=Branched Chain Amino Acid)も含まれており、EAA摂取によりその他必須アミノ酸も併せて摂ることができます。
成分表
1回の摂取目安(7g)あたりの成分は次のとおり。
L ロイシン 3 g
L リシン 920 mg
L イソロイシン 750 mg
L バリン 750 mg
L トレオニン 730 mg
L フェニルアラニン 360 mg
L トリプトファン 230 mg
L メチオニン 220 mg
L ヒスチジン 200 mg
前項でも書かれていましたが、 BCAAのうちロイシンの割合が4になるよう配合されています。かつては2:1:1が黄金比とも言われていましたが、最近はこのようにロイシン高めの製品が出てきましたね。
摂取量の目安
ノンフレーバーで2スクープ(約7g)、フレーバー付きで3スクープ(約9g)を300mlの水に溶かして飲むよう推奨されています。ただ、筋量・血液量の多いトレーニーはもっと多めに摂らないと体感は弱いかもしれません。中には1日50gほど摂る人もいるようです。
一度に15-20gほど一気に摂るとお腹を下しやすくなるとのことなので、一気飲みはタイミングを考えた方が良さそうです。
外観
パッケージから簡素な感じです。サプリメントのパッケージにありがちなマッチョの写真や人体のイラストなども一切ありません。パウダーもかなりサラサラした感じでダマになりにくそうな感じがします。
▲小分けにして持ち歩くと職質されそう
特徴・使用感など
口に入れた瞬間、新感覚の不味さに襲われました。従来BCAAには独特の収斂味(しゅうれんみ)という「渋味」に近い味(というよりシビレ)がありますが、成分が増えた分より複雑な不味さになった感じがします。ただ、きちんと溶けてくれるので口に残ることはありません。水で一気に流し込んでしまえば問題ありません。
世の中にはもっと「コレ人の口に入れていい味じゃないだろ」というサプリメントがあります。私もいくつか飲んだことがありますが、それらに比べれば圧倒的に良心的な不味さです。
体感効果ですが、今時点でBCAAと比べて圧倒的に何かが変わった感じはありません。継続して飲んでいくうちに気がついたことがあれば追記しようと思います。
良い点・悪い点
破壊的なコスパ
マイプロ製品全般にいえることですが、圧倒的なコスパです。1回摂取量あたりの単価も100円を切っており、EAAはBCAAと比べると割高なはずなのに他社のBCAAとほぼ変わらないくらいの価格帯に収まっています。
ノンフレーバーは工夫が必要
フレーバー付きのものはダイレクトに水に溶かして飲んで問題ないでしょうが、ノンフレーバーは直飲み(ビルダー飲み)するか味の強い飲み物と混ぜるなどの工夫が必要でしょう。
もちろんノンフレーバーにも良い点はあって、グラムあたりの有効成分はフレーバー付きよりも多くなっています。これが香料や甘味料が一切含まれていないためです。また、フレーバー付きですと直飲みでジャンジャン飲むにはしんどいので、大量消費する方はノンフレーバーが良いと思います。
総評
EAA=高いというイメージがありましたが、この価格帯であれば何とか継続して飲めるレベルではないでしょうか。
セールのことを考えると公式サイトからの購入がお勧めですが、楽天やAmazonにもマイプロテインのショップがあります。ポイントを余している方は利用してみてはいかがでしょうか。
今回はここまで。