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行動は無意識の規範で決まるらしいので、今年は環境づくりに注力したいと思います

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今週のお題は「2020年の抱負」です。

弱小ブログの中の人の抱負という限りなくニーズの低い内容ですが、心理学的には「目標を周囲に宣言すると達成率が上がる」その名も「宣言効果」なるものがあるそうな。

文字に起こすだけで達成率が少しでも上がるならば儲け物、ということで今回は思考整理を兼ねて書いてみました。

行動は無意識で決まる

けっこう有名な説ですが「意識」とは海面から見える氷山の一角のようなもので、実際には海中の領域に広大な「無意識」が存在し、それが個人や集団の行動を決定づけるというものです。何でもヒトの行動の9割は無意識に支配されているのだとか。

当然、無意識の部分を意識して変えていくのは難しいでしょうから、行動を変えたくば無意識を形成する前段階に介入するのが手っ取り早いでしょう。ザックリいえば「環境」がこれに当たると考えられます。

「衣食足りて礼節を知る」という言葉もありますし、周辺環境や社会的地位、物心の充足は自分が思う以上に行動を支配しているのではないでしょうか。

「環境」3種類

個人的には「環境」には大雑把に分けて3つの種類があると思っています。例えば職場風土や地域コミュニティなどは「2」で、より大きなコミュニティや規範は「3」に当たります。

マクロに見れば1が2に、2が3に影響してくるのでしょうが、今年はこの「1」の段階を積極的に掘り起こして介入していきたいと考えています。

1.自分の意思ひとつで変えられるもの

2.変化に時間がかかるもの

3.変化が期待できないもの、無闇に変えるべきでないもの

興味のある分野のインプット・アウトプットに関する部分には何とか時間や資金を投じ、アウトプットするにも良いツールがあれば取り揃えてみたり、機会があれば億劫がらずに人と会うようにしたいですね。

環境に依存しない・期待しすぎない

ちょっと意識高い系のブログや動画を見ると「環境が人を作る。人生を変えたいなら環境を変えろ」といった旨のメッセージが定型文のように溢れています。

そんな時に思い出すのが漫画「スラムダンク」での谷沢のエピソードです。自分がやりたいバスケは日本にはない、と渡米しますが、最終的には「バスケットの国アメリカの、その空気を吸うだけで僕は高く跳べると思っていたのかなぁ…」と後悔の念を綴ることになります。

時にはコミュニティの鞍替えよりも地道な種播きが必要な事もあるはずです。環境に依存しないよう自戒したいと思います。

まとめ

・行動をコントロールすべく環境に介入したい

・自分の手の及ぶ範囲の環境改善に注力する

・環境を変えただけで満足しない

珍しく知的チックな事を書いたので、途中で意見がアチコチに飛んでしまいました。とりあえずスラムダンクを読み返したくなりました。

 

今回はここまで。