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オロロンラインの道の駅で車中泊するなら苫前の道の駅が最強だと思う

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北海道の日本海沿岸を南北に走るルートは通称「オロロンライン」と呼ばれています。

北海道のドライブでは人気コースのひとつですが、ルート上には留萌近辺だけでも小平、苫前、羽幌、初山別、遠別、天塩の6箇所に道の駅があります。

今回はその中でも個人的に最強と思っている「風W(ふわっと)とままえ」の話題です。

概要

苫前町の道の駅「風W(ふわっと)とままえ」は2006年、北海道で94番目の道の駅として登録されました。

ちょうど2000年〜2010年あたりまでは全国でも道の駅が爆発的に増えた時期ですので、その潮流に乗って作られた施設といえるでしょうか。

苫前町は人口3,000人ほどの小さな町ながら風力発電が盛んなことで有名で、道の駅の名前もそれにちなんだものとなっています。

道の駅と宿泊施設が合体しており、日帰り入浴可能な「とままえ温泉ふわっと」や無料で利用できる足湯があります。

アクセス・営業時間など

営業時間:温泉10:30〜22:00(冬季11:00〜)

     売店8:00〜22:00

     レストラン11:30〜15:00、17:00〜21:00 

定休日:年中無休

入浴料:大人500円、小学生250円 

引きで地図を見ていただければお分かりかと思いますが、結構な辺境にあります。

とはいえ、札幌から車で3時間、旭川・稚内からは2時間少々。札幌からはバスも出ているようですので、一概にアクセスが悪いわけではありません。

札幌から稚内までを自転車やバイクでツーリングするなら、ちょうど中間くらいの地点です。休憩所としても良い位置かと思います。

駐車場も90台分以上のキャパがあり、隣接するビーチにも広い駐車場がありますので駐車場所の心配は不要です。 

館内・周辺を散策してみる

f:id:Wetland:20190928025558j:plain▲外観

人口3,000人規模の町とは思えないレベルの立派な施設です。駐車場も広々としています。

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▲広々とした駐車場

海沿いの小高いところに立地しておりロケーションは最高。近くを散策するだけでも楽しめます。

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▲すぐ向こうには海が広がる

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▲館内の様子

温泉・足湯

館内のエントランスを抜けると足湯兼展望スポットがあります。

日没の時間にはここから夕日が見られるのだとか。

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▲熱め/ぬるめ2種類アリ

温泉について「男湯の露天風呂から外の景色は見えない」という情報を掲載しているところがありますが、誤りです。

温泉は男女浴槽が日替わりとなっており、片方の露天風呂がオーシャンビューとなっています。あまりに気に入って2泊したので判明しました。笑

苫前埼灯台

とにかくロケーションの良い道の駅ですが、夕日を見るならすぐ近くの苫前埼灯台もオススメです。 

灯台から見える景色もそうなんですが、もう灯台自体がフォトジュニックです。

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▲白と青って何でこんなに良いコントラストになるの

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▲冬はスキー場なのだとか

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▲秘密基地感あるロケーション

写真技術が拙いので景色の魅力を伝えきれないのが残念ですが、日が沈む瞬間は息を呑む美しさでした。

道の駅の展望スポットはどうしても夕日を撮影する人が多いのですが、ここは他に誰もおらず景色を独り占めできました。

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▲撮影技術の拙さが憎い

快適に車泊できる道の駅

景色の面でもそうですが、車泊という観点からも優れた立地です。

幹線道路から1本入った場所にあることで、夜は静かに過ごすことができます。

お隣の小平はモロに幹線道路沿にありますし、羽幌は駐車場の規模がそこまで大きくありません。

海からも適度な距離があることで、波の音が気になるということもナシ。

もちろん車泊自体は公式に推奨されている行為ではありませんので、迷惑をかけないように使用することが前提です。

あと、できればその町の店を利用するなどしてお金を落とすようにしましょう。私自身できるだけそうしています。

オススメの道の駅ですので、オロロンラインのドライブやツーリングの際は是非お立ち寄りを。

 

今回はここまで。