はてなブログの今週のお題は「部活」。
私は中学生の頃に部活で始めた陸上競技が高じ、最終的には全日本インカレに出場し保健体育の教員免許まで取得してしまいました。
ただ、振り返ってみると小学生の頃はスポーツを嫌々やってました。今回はそんな話です。
クラブ活動の話
「部活」とは違いますが、小学生のころ「クラブ活動」というものがありました。
希望するクラブを第1~3希望まで書くのですが、何せスポーツが好きではなかったので初っぱなから希望はインドアのクラブ。希望調書はこんな感じでした。
第1希望:科学クラブ
第2希望:パソコンクラブ
第3希望:ソフトボールクラブ
インドアのクラブは2つしか無かったので、第3希望は適当に書きました。
こういう詰めの甘さが命取りだったのでしょう。
まさかの第3希望、ソフトボールクラブ所属になってしまいました。
当時ソフトボールクラブは野球少年団に所属している子たちが多かったため、ルールすら知らなかった自分は毎回クラブ活動は必死。
ストライクカウントいくつでアウトになるだとか、ファールでストライクカウントが1増えるのだとか、そういった基本的なことから見て学ぶ必要がありました。
幸いにも周りが親切だったお陰で、半年経つころには緩いゴロやちょっとしたフライなら取れるように。
ただ、スポーツが好きではなかった自分としては「半年後は何としてもインドアのクラブに入るぞ!」という思いだったため、冬の希望調書はこんな感じに。
第1希望:科学クラブ
第2希望:パソコンクラブ
第3希望:バスケットボールクラブ
ここまで読んだ方なら何となくお察しかと思いますが、そうなんですよね。
今度は第3希望のバスケットボールクラブ所属になってしまいました。
やはりここも少年団所属の子たちの巣窟となっており、ルールをスラムダンクのアニメでかじった程度の自分にとっては必死。
地面に置いたボールをバシバシ叩いてドリブルまで持っていく基礎運動でも必死。
翌年、3度目の正直とばかりに今度はこんな調書を提出。
第1希望:科学クラブ
第2希望:パソコンクラブ
第3希望:サッカークラブ
実は週1の習い事でサッカーの習い事を始めていたため、万が一に第3希望でもサッカーなら多少は付いていけるだろう…という思いから第3希望をサッカークラブに。
しかし所属クラブ発表の当日、担任の先生から衝撃の事実が発表されます。
何とサッカークラブは希望者が少なすぎてクラブとして不成立。私はソフトボールクラブに割り当てられることになったとのこと。
大人になった今なら「イヤおかしいだろ!第1か第2希望に入るよう調整しろよ!!」 と声高に抗議する場面でしょうが、まさかの第3希望すら通らないという衝撃に当時は放心状態でした。
ソフトボール生活に耐えること半年。ついに希望調書を出すのも最後の1回になってしまいました。
さすがに第3希望のクラブに連続して入れられ続け内心ブチ切れていたので、第1希望の欄だけを埋めてコメントを添えて提出するという手段に出ました。
第1希望:科学クラブ
今まで1回も第1希望が通らず、第3希望のクラブしか入れませんでした。
第1希望のクラブ以外には行きたくありません。
絶対に第1希望のクラブに入れてください。
先生も事態を重く見たのか、第1希望しか書かなかったことに関しては特にお咎めナシ。晴れて第1希望の科学クラブに入ることができました。
当時、初めて第1希望が通ってムチャクチャ嬉しかったことを覚えています。
ただ、不思議な事に科学クラブで何をやったのかを全然思い出せません。
思い出すのはソフトボールクラブで振り逃げ成功第1号になったこと、雨の日はグラウンドが使えないのでサイコロ野球を視聴覚室でやったこと…そんなことばかりです。
陸上競技を始めてからは競技スポーツ中心になってしまいましたが、また気軽にスポーツをする機会があればいいなぁと思う今日この頃です。
今回はここまで。