向かい風参考記録

陸上競技 その他 いろいろ

今週のお題「理想の老後」について考えてみた

f:id:Wetland:20190915143020j:plain

はてなブログには「今週のお題」というものがあります。

最近はあまり自分の考えを書き散らした記事を書いていませんでしたので、リハビリがてら書いてみたいと思います。

自分が思う「理想の老後」

「目標を持って生きる」コレに尽きます。

大局的に見れば、人生に目的や目標などというモノはありません。

しかし、数日〜数年くらいのスパンで見れば、やはり目標や目的は必要ではないかと思います。

「身体ができてからスポーツの大会にエントリーする」みたいなやり方・考え方ですと、中々上手くいきません。スポーツの世界でも、まず目標とする大会から逆算して身体を作り始めます。

ですから、自分の手の届く範囲で何かしらの目標を持って生きていきたいと思います。

ベースはやっぱり健康

目標を持つにしても、やはり健康な心身あってこそです。

仏教には「四苦八苦」という概念があります。

「生苦(しょうく)」「老苦(ろうく)」「病苦(びょうく)」「死苦(しく)」の四苦(生老病死)にちょっと難解な下記4つを加えて「四苦八苦」というわけです。

「愛別離苦(あいべつりく)」愛する者と別離すること

「怨憎会苦(おんぞうえく)」怨み憎んでいる者に会うこと

「求不得苦(ぐふとくく)」求める物が得られないこと

「五蘊盛苦(ごうんじょうく)」五蘊(人間の肉体と精神)が思うがままにならないこと

後半の4つについては逃れようもある気がしますが、老後は特に四苦との付き合いになってくるでしょう。

できれば健康でこういった苦しみが少ない生活が理想ですね。 

探究心を持って生きる

中学校を卒業するとき、担任の先生からクラス全員に漢字1字とコメントが贈られました。

私が頂いたのは「極」という漢字で、当時は「これは何だかカッコイイ漢字を貰ったぞ!ウェヒヒ!」くらいにしか思っていませんでしたが、高校・大学・大学院(中退しましたが)と進むにつれ、自分の本質は「探求」だなと感じるようになりました。

自分の興味・関心や好きなことを探求していくという姿勢は忘れず持ち続けたいですね。

「維持」ではなく「向上」を目指す

どの世界でもそうですが「維持」を目標にしてしまうと物事は衰退しがちです。

今のように100m走で10秒台を狙ったりという瞬発力を求めるのは無理でしょうが、例えば今あまり鍛えていない部位の筋力や神経はどうでしょう。

ジョギングや散歩といった低強度の運動だけでなく、定期的に高強度の運動も継続したいですね。その最中に死ぬかもしれませんが。

理想は「PPK」 

「ピンピンコロリ」という言葉をご存じでしょうか。

健康寿命の長さを言い表した表現で「病気に苦しむことなく、元気に長生きし、最後は寝付かずにコロリと死ぬこと、または、そのように死のう」という標語です。略してPPK。

現在の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.26歳。健康寿命は男性72.14歳、女性74.79歳。

平均寿命から健康寿命を引いた数がザックリ介護を要する期間ですが、大体10年くらいと見ることができます。さすがに動けない期間が10年もあるのはキツい。

できるだけ晩年まで元気でいたいですね。

「老後を考える」のは「今を考える」こと

「死を考えるということは、生きることを考えることとイコール」という考え方があります。

それと同様に、老後を考えることは今を考えることに繋がるのではないでしょうか。

例えば「老後は健康に過ごしたい」と思ったところで、今現在不健康な人がそのままの生活を続けたところで老後劇的に健康になれるでしょうか。

老後を健康に過ごしたいのであれば、それに繋がる「今」を考え直さなくてはなりません。

とりあえず私の親族は大多数が老衰か肺・心臓の病気で亡くなっていますので、これらには注意しながら過ごしていきたいですね。

 

今回はここまで。