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しいたけ栽培キットの成長スピードが想像以上で戦慄した話

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 【caution!】

ちょっとグロい写真があります

どうも、森です。

昨年に引き続き、コチラの地方は最近何だか曇りが多くて気温も低めです。

これがキノコにとっては絶好のコンディションだったのか、父の日に出来心で贈ったしいたけ栽培キットが爆速で成長していました。

あまりにヤバかったので今回はここでご紹介します。

概要

しいたけには大きく「原木栽培」「菌床栽培」の2種類があります。 

一般的なしいたけ栽培のイメージといえば丸太に種菌を打ち込む「原木栽培」でしょう。味の方も原木栽培の方が風味が豊かであるともいわれています。

一方「菌床栽培」は、おがくずを固めて作った培地に菌を植える栽培法です。

原木栽培が気象条件や病害虫の影響を受けやすいのに対し、年間を通して安定した生産が可能なことから、今や専業農家でも殆どが菌床栽培にシフトしています。

初めてしいたけを栽培する場合は、菌床栽培方式のものが無難かと思います。

今回の栽培キットも菌床栽培方式のものを使いました。 

上記のものです。

いざ栽培

メーカーのサイトを見る限り、栽培方法は至ってシンプル。

最初に菌床を水に浸すことで、菌床内の菌に発芽のスイッチが入るのだとか。

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説明書き通りであれば発芽までおよそ5日、収穫まで更に5〜8日ということで10日から2週間といったところでしょうか。 

結果からいうと、今回はこの倍くらいのスピードで成長しました。

3日目

日曜に菌床を水洗いし3日目の火曜日。

父から「芽(?)が出てきた」との連絡が。 

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▲ちょっとグロい

ちょっとグロい見た目ですが、確かに発芽したようです。

「ボチボチ大きくなったら間引きした方がいいらしいよ」と返信。結果からいうと間引きする隙など無かったわけですが。

5日目

発芽からさらに2日が経った木曜日。

今度は母から「順調に育っている」「目を離した隙にどんどん大きくなっていて怖い」 との連絡が。

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▲育ちすぎ

もうこの時点で商品サイトの写真と何か別商品なんじゃないの?ってくらい茂っています。

6日目

迎えた翌日。父から「ヤバい」というコメントと共に写真が送られてきました。

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▲……。

「ドロヘドロ」の煙さんの魔法を喰らったみたいな感じになっています。

確かに「ヤバい」以外のコメントが思いつきません。 

実に発芽してから4日でここまで成長しました。っていうか成長スピードもそうだけど数もヤバいです。60本くらい生えています。

7日目

収穫。というか、ちょっとカサが開いてしまっています。

7日目にして旬を過ぎてしまったヤツが出てしまうとは。 

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▲ほんの一部

英国の童謡「マザーグース」の一篇に「ソロモン・グランディ」というものがあります。

人の一生を一週間に喩えたもののようですが、曰く、ソロモン・グランディは月曜に生まれ、火曜に洗礼を受け、水曜に嫁をもらい、木曜に病気になり、金曜に悪化。土曜日に死んでしまい、日曜に埋められたと。

それに比べてしいたけの一週間ときたら、収穫される7日目までモリモリ成長と増殖を続けました。

ちなみに味ですが、なかなか新鮮で美味しかったです。 

まとめ

今回は時期が栽培に向いていたせいか、数時間単位で成長しているのが目に見えたようです。

毎日ガンガン育ちますし、サイクルも短いので小さい子の自由研究にも良さそうです。

あと、菌床は上手く栽培すれば2、3回くらい収穫できるそうな。

しいたけが生えている間は、カビに対してしいたけの菌が抵抗するので案外大丈夫です。収穫後の菌床が弱っている時にはご注意を。

 

今回はここまで。