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「人生の転換点」について、現時点で考えていることを好き勝手書く

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どうも、森です。
今回はオピニオンと雑記の中間くらいの内容です。

先週の土曜日、町の講演会に出てきました。

参加者が少なかったので、半分サクラ的な役割です。
私自身、基本「仕事の時間以外は自分のために使う」ことがモットーですので、こういった自主研修的な行事は初めて参加しました。

せっかく参加したので、備忘録兼ねて気づいたことなどを書きます。

講演会の概要など

今回の講演会は少し変わっていて、講師が行政関係者ではありませんでした。
一人目のYさんは子ども食堂の主宰者で、もう一人のAさんは起業家。何とお二方とも高校生。
今後は地方でもこういった若い世代の代表者が増えていくのでしょうか。自身が高校生の時の状況と比べると、何とも隔世の感があります。
まず何名かずつのグループに分かれ、グループ独自の観点で話を聞くことに。私は「話の中で転換点は何だったか」という点にフォーカスするグループを選びました。
これだけの取り組みをするのであれば、きっと何かインパクトのある出来事が転換点になっていると考えたからです。

講話内容

お二方が今の事業に携わった背景、経緯から事業の進捗について講話がありました。
Yさんは海外留学の際、貧困による格差を目の当たりにしたことがきっかけで、Aさんは好きな漫画の人物が起業したことに影響されて今の事業を起こしたとのことでした。
ここで意外だったのは、転換点と思われる出来事に思ったほどのインパクトがなかったこと。つまりこれらの出来事は、講師のお二方がしっかりと「自分軸」をもっているからこそ転換点となり得たのではないかな…と感じました。
「今の自分は本当にこれで良いのか」という内省があったからこそ、日々の出来事の中に転換点が浮かんでくるわけです。

転換点は「やって来ない」

しばしば創作の世界では、転換点は向こうからやって来ます。

突然、名コーチに才能を見出されてスカウトされたり、地球を救うために操縦したら死ぬロボットを操作しないといけなくなったり、目が覚めたら謎のデスゲームに参加させられたりと枚挙に暇がありません。

しかし、今回の講演で思ったことは「転換点はやって来ないのではないか」ということ。

例えばYさんは貧困というものに対し「知ってしまった以上は責任があると思った」と話されていました。果たして普段、そういったことについて考えていない人が貧困の現場を知ったとして、向き合う責任を感じるでしょうか。

最近はテレビでも貧困についての特集はあります。観た時こそ「大変だなぁ」とは思いますが、だいたい夕食を食べ、風呂に入り、翌朝起きたときにはすっかり忘れてしまうのではないでしょうか。

自分軸を持っているからこそ「転換点」を自分で見つけてキャッチできる。そんな考えがふと浮かびました。

まとめ

非常に良い教訓を得たとはいえ「じゃあ明日からアンテナを張りまくって生きていこう」というのは難しいと思っています。

ただ、自分にとっての転換点を見逃さないよう「今の自分は本当にこれで良いのか」という内省は忘れないようにしたい。そう思った次第です。

 

今回はここまで。