【caution!】
数年前の探訪に基づいた記事です。
現在の状況と異なる場合があります。
どうも、森です。
前回の記事がゲストハウスについての内容でしたので、実際に泊まったことのあるゲストハウスを何件かご紹介したい次第です。
まず第一弾ですが、いきなり最強のゲストハウスをご紹介したいと思います。
函館市概要
函館山ゲストハウスは、その名の通り函館市にあります。
個人的な体感ですが、港町は活気のあるゲストハウスが多いですね。
▲実際の函館市はかなり大きい
函館市は北海道の中でも比較的開拓の早かった土地です。
また、北海道の南端に位置しており札幌からも300km以上離れていることから、道民からも3割くらいは本州という意識を持たれています。
異国情緒に溢れた街
函館市の観光についてフューチャーされるのは、何と言ってもその異国情緒のある街並みでしょう。レトロモダンとでもいうのでしょうか。強かな北海道の風景の中ではひときわ目立ちます。
▲主だった観光施設がコンパクトに密集しているのも高ポイント
函館山ゲストハウスに行ってみよう
函館山ゲストハウスは、市街地の南側にあります。
ちょっと坂道が多くて道幅が狭いので、車で行く際は注意して下さい。というか、函館市内の交通がちょっと独特なので運転には注意して下さい。
▲函館山の中心部からは少し遠い
まずロケーションが最高
函館山ゲストハウスの素晴らしさは、まずその立地。近くに住三吉神社がある影響で鳥居を通過していく必要があります。何だかゾクゾクしますね。
▲最初「コレ車で入っていっていいの…?」ってなりました
坂を登ったところでゲストハウスが見えてきます。振り向くと眼下には津軽海峡と函館の街並み。控えめに言って最高です。
▲周辺を歩けばノスタルジックな景色が広がっている
住三吉神社
具体的な創建年月日不詳。鎌倉時代に建てられたといわれているそうです。もうその設定だけで白米3杯はイケます。
▲景色の1シーン1シーン、周辺を流れる時間が本当に素晴らしいです。
▲神社で何枚も写真を撮るのはどうかと思ったので、1枚だけ撮らせていただきました。
神社は小ぶりなんですが、歴史を感じる造りでした。北海道って基本的に建造物の歴史が浅いので、こういうのは貴重なんですよね。
景勝地として一部では知られた存在だそうで、桜の季節には桜のトンネルができるそうです。何だそれ反則でしょ。
ゲストハウス外観はこんな感じ
そんな圧倒的ロケーションに立地する函館山ゲストハウスですが、建物自体もすごく良いです。
写真の撮影技術が拙いために良さがあまり伝わらないかもしれませんが、もともと料亭だった建物を改装したものだとか。
▲大きめの建物なので、住宅街ですが迷わず見つけられると思います
内部はこんな感じ
本当はリビング部分も撮りたかったのですが、先客が何人かいたため断念。雰囲気の良い造りでした。
▲もと料亭とあって、全体的に和テイスト
部屋はこんな感じ
私が泊まった時は個室として使わせていただきました。複数人でも泊まれる感じの部屋です。
景色が最高
控え目に言って、景色は最高です。
眼下に広がる街並み・海・レトロな雰囲気の部屋が渾然一体となっており圧倒的な景観を演出しています。
▲あいにくの曇り空ですが、それでなおこの破壊力
私もいくらかのゲストハウスを泊まっていますが、ここまでゲストハウスそのものと周辺のロケーションが高いレベルで揃っている所は中々ありません。正直「もっと何泊もしたかった…」って感じです。
函館市の魅力は市街地だけにあらず
函館山ゲストハウスは市街地にもほど近い立地のため、観光にも最適です。
ただし、函館の魅力は市街地だけではありません。確かにロープウェイやら領事館やら、このように脚光を浴びている部分は函館市の西端に近い部分です。
▲五稜郭やら函館山やら領事館やらは全て市街地圏内
函館市の東部には暗黒大陸が広がっていると思われがちですが、コチラには道南金剛などの景勝地があります。このように街並みと自然を一遍に満喫できるのが函館の魅力ではないでしょうか。
▲市街地から車で40kmくらいありますが、海岸線の景色もまた良いものです
もちろん、市街地と郊外の景勝地を回るには複数泊するのが最適です。
もし複数泊される場合は、是非ともゲストハウスを候補のひとつに入れてみてはどうでしょう。きっと安さ以上の面白い出会いがあるはずです。
今回はここまで。