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陸上 アジア大会2018 伏兵で沸く男子100m

 

 本日よりアジア大会 陸上競技が始まりました。

さっそくマラソンでは井上選手が優勝し各紙を賑わせています。

 

mainichi.jp

 

 

ちょうど100mの予選を見ながら前の記事を打っていたんですが、

優勝候補筆頭の蘇 炳添 選手は前評判通りの仕上がりで完全に試運転といった感じですね。

 

同じく100m9秒台をもつ謝 震業 選手が欠場したことで、

日本の山縣 亮太 選手にメダル獲得の期待がかかるところですが、思わぬ伏兵が現れました。

 

 

 

予選で山縣選手に先着した

カタールのトシン・オグノデ選手。

 

蘇 炳添 選手に並ぶ9秒91のアジア記録をもつフェミ・オグノデ選手の弟。

もともと室内60mで実績があり、スタートが良い選手と予想されましたが、

予選から自己記録を出してきました。

 

 

兄のフェミ・オグノデ選手は400mから距離を短縮し100mに至ったことから

どちらかというと中盤〜後半の強さが目を引く選手でしたので

兄弟でレースパターンが結構違います。

 

 

 

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しかしフェミ・オグノデ選手のフォームは凄まじい。

多少の荒さやロスを脅威的なキレと上体のしなやかさでカバーしています。

 

特にスタートなどは揺れも大きいのですが、そこから地面に脚が突き刺さるんじゃないかというような走りで圧倒的な加速です。

ドーピング抜けてないんじゃないのか

 

 

 

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角度も違うので一概には評価しかねますが、

この時のトシン選手は兄と比較して遊脚のリカバリーが遅れ気味に見えます。

 

この課題を今年に入って一気に克服してきたということでしょうか。

 

 

 

ちなみに、スポーツは兄を見て育った弟の方が大成することが多いようですが

 

陸上競技は全く互角、もしくは兄の方が記録が良い場合が結構みられます。

何でですかね。

 

 

 

話題が逸れましたが、

 

アジア大会陸上競技、他の種目もかなりのハイレベルです。

目が離せませんね。