近所のコブシや桜がやっと開花しました。まだ日中の気温が一桁の日もありますので、スパイクやトラックの感触に足を慣らしつつスピードを高めていきたいと思います。
これまでの経過
3〜4月は慢性疲労による眼の複視症状やパフォーマンス低下に悩まされましたが、摂取する栄養を変えたことで疲労がかなり回復しました。一方で技術や感覚面のトレーニングが当初予定より遅れています。
5月のトレーニング
初戦を後ろに伸ばし5月中旬としました。状態的にも記録を出すのは難しいと思いますが、感覚と動きのズレがどのくらい出るのか試してきたいと思います。
トレーニング内容
5月1日(土)
・ヒールドロップ2種 15reps3set
・150m×5
・体幹補強5種(各100)
ゴールデンウィーク初日。回復傾向とはいえ眼の複視や慢性疲労が完全に治ってはいないので(というか複視症状はストレスが緩和されないと元に戻らないと思います)、今日明日は療養です。
5月2日(日)
・レスト
目を酷使したりストレス源となるものが無いと、複視の症状が劇的に良くなります。酷い時は1台の車が完全に2台に分裂するほどに見えますが、今日は1.1台くらいの範囲に収まっています。やはり自律神経系の問題なのでしょう。
5月3日(月)
・ヒールドロップ2種 15reps3set
・jog 30min
・登坂90m×5
・RJ10×3set
先月痛めてから状態が思わしくない右脚の付け根ですが、徐々に回復してきています。あとは遠心性収縮をかけて慣らしていけば全開で走っても大丈夫そうです。何とか今週末くらいには走れる状態に戻し、記録会に出走できる最低限の状態まで持っていきたいと思います。
5月4日(火)
・レスト
連休中で唯一天気の良い日だったので、野付半島を再訪しました。前回は曇天だったので何とか晴れていて良かったです。惜しむらくは時間帯が干潮だったことと強風だったことです。この日は朝6時台が満潮だったのでどう調整しても難しかったので仕方がありません。季節や時刻でかなり表情が変わる場所なので、こちらはまた再訪したいですね。
5月5日(水)
・ヒールドロップ2種 15reps3set
30日の金曜日や明日明後日に休暇を取ることができなかったため、本日で連休は終了。しかも土曜出勤が確定しているという状態です。何とか休暇を取りながら休んでいかなくては眼の状態も悪化する一方です。最低限自分の担当の仕事はスケジューリングし、飛び込み・差し込みの仕事は配慮いただくしかないですね。
5月6日(木)
・ヒールドロップ2種 15reps3set
・jog 30min
・登坂90m×5
・RJ10×3set
・体幹補強5種(各100)
まだ右脚と相談しながらゆっくり走っている状態です。補強やストレッチの中で遠心性収縮をかけると拘縮気味なので、トレーニング前後に拘縮を少しでも解いておいた方が良さそうです。
5月7日(金)
・ヒールドロップ2種 15reps3set
・体幹補強10種(各50)
バランスボールを使ってストレッチを行いました。普段の生活の中では体幹部の「反る」動作がどうしても足りなくなってくるので、胸椎の伸展域が出てこないと腰椎での代償動作が顕著になり、腰痛の原因にもなります。腰痛が出てくると股関節周辺の可動や出力が落ちるのでハムストリングの故障やアキレス腱周辺炎にも繋がります。走るトレーニングの強度を確保できない分「反る」動作を通して神経を通し直したいですね。
5月8日(土)
・ヒールドロップ2種 15reps3set
・jog 30min
・体幹補強5種(各100)
本日は仕事でした。本来であればブロックのセット調整を入れるつもりでしたが、脚の状態が思わしくなく断念しました。
5月9日(日)
・レスト
思った以上に状態が上向いてきません。一時の酷い状況からは脱しましたが、まだ右脚は万全ではなく動きに爆発力がありません。
5月10日(月)
・ヒールドロップ2種 15reps3set
・jog 10min
・登坂60m×3
・平地90m×5
・RJ10×3set
・体幹補強5種(各100)
再度バランスボールで胸椎・腰椎伸展を調整。ストレッチポールと合わせると腕振りがスムーズになる気がします。どうしても腕振りに左右差が出て小さくなりがちなので、この周辺の癒着は抑えていきたいとこです。
残念ですが、週末の記録会は棄権する可能性が高くなってきました。(1)ブロックのセットも定まっていない状態で出走したところでリターンが薄い(2)スピードへの順化が明らかに不足しており再度右脚付け根を痛める可能性がある、という2点がネックです。もちろん木曜あたりまでに劇的に良くなる可能性もありますが、今のところ8:2で棄権の線が強いです。
5月11日(火)
・jog 10min
・平地60m×3,90m×1
・体幹補強5種(各100)
週末の記録会は棄権することにしました。昨シーズンのように怪我をズルズル再発させて長引かせるのは得策ではないので、レストを増やして回復を促進します。
5月12日(水)
・レスト
5月13日(木)
・レスト
5月14日(金)
・ドリル
脚がどこまで回復しているかチェックしました。通常のストレッチ範囲ではほぼ問題はありませんが、若干の硬さや引っかかりを感じます。強く動かすと傷口が開くような感じがしますので、あまり違和感や痛みを探すような動きは避けようと思います。
5月15日(土)
・レスト
大会を棄権し、運営側で仕事をしてきました。全力で走れるようになるまでは素早い引きつけを伴うショートダッシュはご法度です。きつめの登坂も強い引き付け動作を伴うので控えるようにします。
5月16日(日)
・シューズ150m×3
・スパイク150m×3
緊急事態宣言により明日から競技場が使用できなくなるため、最低限足慣らしのために走りました。宣言事態は月末までですが、延長される可能性が高いと思っています。
5月17日(月)
・レスト
昨日は大したスピードで走れたわけではありませんが、それでもスパイクの影響か筋肉痛が出ました。競技場でのトラックトレーニングのダメージはウエイトトレーニングの筋痛とは違う感じがします。上手く言語化しきれない領域ではありますが、全体的に軋みや筋腱付着部周辺の炎症を感じます。
5月18日(火)
・jog 20min
・RJ 10×5
・平地90m×5
5月19日(水)
・ヒールドロップ2種 15reps3set
・jog 10min
・登坂60m×3,90m×3
・体幹補強5種(各100)
いつもの坂から場所を変えて、ほぼ平地の緩やかな坂に行きました。60mまでは良いですが、90mの登坂となるとまだ流れが良くないですね。70m過ぎでガクッと失速するのを感じます。
5月20日(木)
・レスト
5月21日(金)
・レスト
通常のトレーニング予定でしたが、平日の疲労が蓄積しておりダウンしてしまいました。
5月22日(土)
・自転車1時間
久々にロードバイクをトレーニングに使いました。やはり初心者なのでポジションが良くなく、疲労やダメージを上手く分散させることができません。また、ペダリングにロスがあるので少しの傾斜や登坂がキツく感じます。
5月23日(日)
・レスト
年度が明けてからというものの、あまり休めている実感がありません。自身のキャパシティというのは大きめに見積もってしまいがちですが、7〜8割くらいが丁度良いのかもしれません。
5月24日(月)
・jog 20min
・RJ 10×5
・平地90m×5
右脚付け根のコリがほぼ取れました。まだ伸張反射を利用してギュッという引き付けは怖いようなコンディションですが、平地を走っても引っかかりを感じないくらいになったのは好材料です。
5月25日(火)
・ドリル
一通りアップのルーティンを行い、どの辺りまで身体が戻っているか確認。低空スキップのように付け根でグッと強く速く引きつける動作での力感の戻り具合は7〜8割といったところです。
5月26日(水)
・レスト
連日の業務がなかなかハードです。冬の2月末〜3月にかけて大きく体調を崩した影響が燻っていて、少しコンディションが落ちると身体に力が入らなくなります。
5月27日(木)
・ヒールドロップ2種 15reps3set
・メディシン投げ3kg 10×5set
・平地90m×5
冬期からのクリーンやスクワットジャンプの感覚を落とし込むイメージで、久々にメディシンボールを投げました。高さも出ず精度もまだまだですが、昨シーズンよりも走りに応用できる感覚があります。
5月28日(金)
・ヒールドロップ2種 15reps3set
・ストレッチ
・体幹補強5種(各100)
緊急事態宣言が延長ということで、コロナ関係の部署ではありませんが次々仕事が降ってくる状態です。他部署からの動員要請に応じるのは良いですが、その間の通常業務を誰かがやってくれるわけではないので結果としてかなりストレスを感じています。
5月29日(土)
・レスト
今週の平日がハードだったからか、1日中グッタリしていました。十分な水と糖質、睡眠があればある程度の疲労は回復しますが自律神経系の疲労は中々上手く抜けませんね。身体にうまく力が入らない状態が続いています。
5月30日(日)
・jog 20min
・RJ 10×3
・芝下り坂70m×7
先日の流しで右脚付け根の拘縮が取れていることが分かったので、徐々にスピードを出していくことに。まだ本能的な怖さがあって反射で引きつける動きはできませんが、近いうちに走れるようになると思います。緊急事態宣言によって大会が次々延長や中止に追いやられていますが、6月初旬の記録会に合わせる必要が無くなったのはかえってプラスかもしれません。
5月31日(月)
・SD調整×8
・登坂60m×3
昨日の状態から、ひとまずダッシュを再開しても大丈夫と判断。日没前後の僅かな時間でしたが、自前のスタブロで久々にSDを実施しました。土と砂の中間くらいのサーフェスでのSDは初めででしたが、まずまずの感触。
昨シーズンは競技場クローズ中はほぼSDをせずに過ごした事がスピードへの順応を遅らせた一因だったので、この辺りは対策していきたいですね。学生であれば競技場が再オープンしてからでもスタートの調整が間に合いますが、同じ頻度で競技場に通えない以上はこのような代替手段を講じる必要を感じています。
総評
初旬の時点で回復の兆しがあったはずの右脚ですが、蓋を開けてみれば月末まで時間を要してしまいました。 トレーニング強度・頻度を落として回復に充てたことで、再発リスクを下げられたのは良かったと思います。大会が中止になったことが逆に幸いしました。