5年ほど使っていたステンレス製のマグにガタが来てしまったので、Qahwa(カフア)のコーヒーボトルを使い始めました。
「蓋の部分が剥がれる」「パッキンから中身が漏れる」とのレビューもありましたが、1ヶ月弱ほど使用した現時点では問題無さそうです。今回は実際の使い心地など含め書いてみたいと思います。
概要
コーヒー専用というこだわり、世界初への挑戦が実現したボトル
「コーヒー好きのために—」それを形にしたらQAHWAになりました。美味しいコーヒーの大敵「ニオイ」と「汚れ」、解決したのはボトル内部へのテフロン™加工。世界で初めての挑戦がコーヒー好きをうならせるボトル誕生につながりました。さらに身にまとわせたいくつもの機能があなたを更なる満足へと導きます。
Qahuwa公式サイト より引用
今までありそうで無かった「コーヒー専用ボトル」というのは上手いブランディングだな〜と思いました。私は今のところ「お〜いお茶」の粉末を溶かして飲むのに使っていることが多いので申し訳ない限りですが、様々な面でコーヒーが飲みやすくなる工夫がなされています。
カタログスペック
サイズ (約)φ67×H180mm
容量 420ml
重量 (約)230g
主材質 内びん/ステンレス鋼(フッ素樹脂塗装) 胴部/ステンレス鋼(アクリル樹脂塗装)パッキン/シリコン
保温効力 88度以上(1時間)/66度以上(6時間)
保冷効力 開始温度4度/9度以下(6時間)Qahuwa公式サイト より引用
今回はスタンダードな420mlボトルを購入。大きいと感じる方には200mlボトルや310mlタンブラーもあります。保温・保冷スペックも容量的に問題無いでしょう。
外観
全体的に光沢のある見た目です。ボトルに限らず光沢のある製品というのはモノによっては安っぽく見えてしまうこともありますが、そういった安っぽさは感じません。
▲基本カラーは5色。一部コラボモデルもある
直飲みタイプのため、本体と蓋のみのシンプルな構成。私は蓋をカップにして使うタイプの水筒や飲み口(穴)の付いたタンブラーがあまり好きではないので、この点はスッキリしていて良いと感じました。
▲パッキン部も洗いやすそう
特徴・使用感など
Qahwaボトルはコーヒーをおいしく持ち運ぶための拘りとして「ボトル内面のテフロン加工」「広径(53mm)の飲み口」「持ちやすい形状」「真空2層構造」の4点を挙げています。
▲飲み口が広いので大きめの氷がポンポン入るのは嬉しい
実際使っていても、コーヒーを入れる・持ち運ぶ・飲むにあたってのユーザビリティを考えた造りになっていると感じます。容量も420mlあり、コーヒーショップのLサイズに対応しています。
また密閉性が高いのか、ボトルを振った後に蓋を開けても隙間から飲み物が漏れてきません。インスタントコーヒーや粉末のお茶はスプーンを使わず振って何とかするズボラなタイプなので、これは嬉しい点です。
良い点・悪い点
ちょうど良いサイズ感
容量が少ないと何度も飲み物を入れなくてはなりませんし、反対に大容量のものは机上で邪魔になります。その点、420mlはデスクワークにはちょうど良いサイズ感です。同じくシービージャパンが扱っているSANTECOの水筒(500ml)と比較するとこんな感じです。
▲SANTECOは蓋をカップにするタイプの水筒
また、飲み口が広いためドリッパーを直接置いて抽出できるようになっています。私は主に使い捨てタイプのものを使用していますが、安定した使用感です。
▲本当は円錐型のドリッパーで検証したいところ
全体的なサイズ感は飲料の500ml缶とほぼ同じなので、殆どの車のドリンクホルダーにも収まると思われます。
交換用部品が別売りされている
シリコン部品はどうしても加水分解による劣化が生じてしまいますが、Qahwaのボトルは公式通販で交換用のパーツが用意されています。パッキン部のパーツなどは良心的な価格なので、ボトル本体の寿命が来るまで1〜2回は換えても良いと思います。
ハードに使うと塗装が剥げる
これは多くの方がレビューで言及していますが、傷が入る=塗装が剥げる…というレベルのようです。特にバッグで持ち運びの際、鍵などの硬いものと一緒にすると塗装が剥げやすいようです。私はウッカリ落としたりして塗装が剥げても嫌なので、シルバーのものを使っています。
▲1本目の青は贈り物にしました
煮沸消毒や食洗機にかけるのはメーカーが禁止事項としていますが、これにより蓋が剥離しやすくなるとの報告があります。テフロン加工により大抵の汚れはすすぎ洗いで落ちますので、ハードな使用や洗い方はしないようにした方が良いでしょう。
総評
スッキリしたデザインなので、ミニマルな物が好きな方にも相性が良いのではないでしょうか。定価は3,300円ですが、2,000円ほどで売っているところも多いです。高価すぎないので、ちょっとした贈り物などにも良いのではないでしょうか。
今回はここまで。