現在bianchiのロードバイク「OLTRE XR3」とクロスバイク「ROMA」の2台を使用していますが、スポーツ自転車の販売サイクルが一般の自転車(いわゆるママチャリ)と違い取り寄せに苦慮しました。
今回は「これからスポーツ自転車に乗ってみたい」方向けに、スポーツ自転車の買い時やセール時期についてまとめてみました。
スポーツ自転車の買い時
まずスポーツ自転車の買い時について。月並みですが「欲しいと思ったときが買い時」です。例えばBianchiの人気モデル「ARIA(アリア)」などは定価であっても一部在庫切れになっているのを見かけますし、他メーカーの入荷数が少ないモデルなどは予約でほぼ瞬殺という事例もあったようです。
また、スポーツ自転車には毎年のマイナーチェンジ、数年おきのフルモデルチェンジがあります。気に入ったモデルやカラーがあれば、廃盤前に確保しておくことを強くお勧めします。
スポーツ自転車のセール時期
スポーツ自転車の多くは海外製であり、また自転車の主要レースの時期に合わせて新作発表を行います。したがって、一般的に日本国内で自転車の需要がある3〜5月は販売シーズンとしては終盤ということになります。
▲ザックリとしたまとめ
メーカーや販売代理店によって時期や扱いは異なりますが、今回はセール時期を3つピックアップしてみました。
新作発表の時期(7〜8月)
早い販売代理店であれば、この時期からセールを行っています。個人的にはこの時期が最もお勧めです。よほど売れたモデルでなければ、まだ販売代理店にも在庫があります。
メーカーとの取り決めのためか、ひっそりと値引きしている所もあります。割引率が2〜30%行っていればかなりお値打ち品です。そもそもスポーツ自転車は利益率が低い(〜30%くらい)といわれていますので、これ以上値下げされる場合は赤字覚悟での在庫処分ということになります。
先行予約(〜9月)
次年度モデルを買いたいのであれば、先行予約を利用すると良いでしょう。多くの場合は予約特典が付きますし、場合によっては1割ほど値引きになることもあります。
メーカーにもよりますが、先行予約分は10月あたりに入荷されることがあります。普通に取り寄せた場合は納期が年明けになることもあり、雪国であれば4月になるまでマトモに乗ることができません。買った年内に乗れるというのは、それだけでメリットであるといえます。
在庫セール(4月〜)
スポーツ自転車というのは書籍などと違い、売れ残った商品をメーカーに返却するような販売形態ではありません。基本的には販売代理店が買い上げており、キャンセルが出たりすると店側が自腹を切ることになったりします。
一度セールにかかったものはそれ以上大幅に下がったりはしませんが、この時期は年度代わりで需要のあるときに在庫を捌いておきたい、といった理由で40%〜の値引きになることも。この時期になると、欲しいモデルやサイズの在庫があるだけでラッキーです。これ以上は下がりませんので、見つけた時点で買ってしまうことをお勧めします。
気に入ったものは定価購入も視野に
特にカーボン製のミドルグレードの価格帯(2〜30万円台)あたりのモデルはセールにかかると1つ上のコンポーネントモデルが求めやすくなるなど、恩恵が大きいためか売り切れが早いと感じました。このグレードを狙うなら在庫状況など小まめにチェックしておきましょう。
ロードバイクは一度在庫切れになると再入荷しないことが殆どです。本当に欲しいモデルやカラーはプロパー(定価)で購入するのも手かと思います。
今回はここまで。