ダイヤル錠を使っていると、たまにやってしまうのが誤ロック。やってしまった瞬間は焦りますが、4桁までなら当日中に総当たりで何とかなります。本日めでたく誤ロックから生還しましたので、所要時間など備忘録兼ねて書いておきます。
誤ロック発生の経緯
今回やってしまったのは3桁の自転車の鍵です。写真のようにボタンを押して開けているときにダイヤルを回すと暗証番号を変えられるのですが、ヨソ見をしながら施錠していたため暗証番号を誤って変える→番号をシャッフルするという最悪のコンボをかましてしまいました。
▲通常は閉じてから番号をシャッフルする
誤ロック発見からの対応
誤ロックに気がついたのは買い物から戻った瞬間です。一瞬ペンチを買ってきて切ってしまおうかとも思いましたが、0〜9の10通りが3桁ということは10×10×10の全1,000通りです。1試行3秒かけたとしても3×1,000=3,000秒(50分)で終わる計算のため、総当たりで解錠することに決定。ただし日没も近く外も寒いので、一旦徒歩で帰宅し車に自転車を積み込んで持ち帰りました。
試行の注意点
落ち着いた環境で焦らず丁寧に。これに尽きます。
- 番号を1つずつずらす
- 開錠を試みる(ピンを引いたりボタンを押す)
ダイヤル錠の場合、この2つしか作業はありません。焦りがあればついハイテンポでガチャガチャしてしまいますが、ダイヤルの噛みが甘かったりピンの引きが甘かったりすると番号を一巡しても開かない…という最悪の事態もあり得ます。
できるだけ落ち着ける環境で作業すべく、今回は自転車を家に持ち帰り椅子に座って作業しました。
番号にアタリをつける
インターネットでは「正解の数字だと少しぐらつきが出る」などの情報もありますが、素人の場合は愚直に総当たりした方が良いです。ただし場合によっては「この番号帯はないだろう」とアタリを付けて作業すると無駄な時間を短縮できます。
今回は流石に「000」や「999」はないでしょうし、やらかした瞬間の状況から「200〜600番台」とアタリをつけ作業を開始しました。
解錠までの所要時間
iPhoneのストップウォッチ機能で計測してみましたが、約8分でアッサリ終了。総当たりしても30分あれば終わっていたと思います。
▲丁寧にやったからこその短時間かも
仮にこれが1桁多い4桁ならば組み合わせが10倍(1,000×10)の10,000通り。最後の「9999」が正解でなければ途中で解錠できますので実質総当たりしなくても良いのですが、それでも一息では難しいので2時間くらいかかるかもしれません。
5桁になると更に10倍。ここまで来ると特殊なテクを使うかペンチで切るかしても良いかもしれませんね。
まとめ
- ダイヤル錠を誤ロックしても3桁なら現地解錠しても大丈夫
- 4桁以降は長時間の作業になる可能性アリ
- 落ち着いた作業環境で丁寧にやった方が良い
防犯効果を考えると4桁ナンバー以上が良いのかもしれませんが、誤ロックしてしまった時は大変そうです。まぁそれ以前にヨソ見しながら施錠するなという話ですね。
今回はここまで。