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2020年4月の雑記【チラシの裏】

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caution!

毎月末更新の雑記です。それ以上でも以下でもありません。

今月のチラシの裏

どうも、森です。

先月末の雑記を書いていた時点では、まさかここまで社会状況が悪化するとは思いませんでした。正直今の小出し感って戦力の逐次投入(愚策)そのものだと思うんですがどうなんでしょう。

緊急事態宣言の話

特別定額給付金やら何やら、現場が炎上すること必至な案件が出てきています。具体的に何がヤバいのか、気力があれば個別記事にしようと思います。気力があればの話ですが。

ともあれ、まずは昨日〜本日にかけて話題となった緊急事態宣言延長の方針についてです。

1日、政府の専門家会議が開かれ、感染者数の推移や行楽地などへの人出の状況、それに、各地の医療提供体制などのデータを分析するとともに、今後の判断基準などについても意見が交わされます。

そして専門家会議の意見なども踏まえ、政府は宣言の延長に向けた手続きに入る見通しで、まず感染症の専門家などでつくる政府の「諮問委員会」から、宣言に関する政府の方針が妥当かどうか、意見を聴くことになります。

諮問委員会の見解が示されたあと、衆参両院の議院運営委員会で、政府方針の報告と質疑が行われます。 そして政府の対策本部が開かれ、宣言の延長が決定される見通しです。

とにかく今判明している分で言うとこんな感じでしょうか。

  • 5/6までの終息は実質不可能と判断された
  • 延長はほぼ確定事項だが、具体的にいつまでかは未定
  • 詳細が発表されるタイミングは未定。少なくとも5/6よりは前
  • 5/1会議での有識者との意見交換を経て詳細が決定する

「期間内の終息は厳しいだろう」というのは前々から分かりきっていたことです。それを鑑みると幾分決断が遅い気もします。でもって、お偉いさんの決定に振り回される我々の視点から見ると今後のスケジュールはこうなります。

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ピンポイントな嫌がらせとしか思えないスケジュールです。5月の4日や5日に詳細発表があった場合は出勤が確定し、連休が潰れることになります。現場のことを考えるのであれば、せめて最初から緊急事態宣言の期間を5月10日までに設定しておくか、4月末の現時点で5月10日までの延長を100%確定し、5月7日に以降の詳細を詰めて発表すべきでした。本当に優柔不断な決定の連続で疲弊しています。

相変異の話

「相変異」とは見た目や性格が変化することをいいます。虫でいえばトノサマバッタの「孤独相」「群生相」が比較的有名です。名前のとおり「孤独相」はお互い離れようとしますし、体色は薄く淡い色で性格は温厚で臆病。一方の「群生相」はお互い近づこうとし、体色は黒く濃い色で気性が荒くなる性質があるそうです。超大型集団が作物を食い荒らす「蝗害(こうがい)」はこの「群生相」の形質をもつバッタの仕業と言われています。

この形質は生まれの影響を受けるようで、親のいた集団の密度が濃いほど「群生相」になりやすいようです。「相変異」は主に昆虫に起こる現象として語られていますが、私自身、こういった形質はヒトにも当てはまるのではないかと常々思っています。一緒に過ごす人によって見かけや性格が変わってくるのは珍しいことではありませんし、例えば都心部で満員電車に揉まれて日常を過ごしている人は気性が荒くなっていくものではないでしょうか。

先日から石器時代レベルの働き方だった我が職場も在宅勤務、リモートワークが解禁されました。少し前は通路を通るだけでも人の間を縫って椅子を退かしながら歩かなくてはなりませんでしたが、今は比較的障害物のない状態です。これで私の短気も少しマシになれば良いなと思っている次第です。

 

以上、4月のチラシの裏でした。また月末にお会いしましょう。

今回はここまで。