いよいよ北国の冬も終わろうという時期ですが、この時期は高価なアウター類も値引き率が高くなっています。
今まで着ていたダウンジャケットがくたびれてきましたので、今回はBEAUTY&YOUTHの「ナイロン アライドダウンジャケット」を入手しました。コスパが高いと評判なだけあって中々良さそうです。
概要
世界の名だたるファッション・アウトドアブランドに生地を供給する<小松マテーレ>の素材をシェルに採用したBEAUTY&YOUTHのダウンジャケット。
都市で生活することを想定した機能性や無駄を省いたミニマルなデザインは従来のダウンジャケットの概念を覆すようなスマート且つスタイリッシュな仕上がりとなりました。 ALLIED(アライド)社の700フィルパワーリサイクルダウンを採用するなどダウンジャケット本来の機能性も十分です。
公式サイト より引用
ファブリックメーカーである小松マテーレ(旧 小松精練)が提供した生地で造られています。毎年マイナーチェンジを繰り返しながら一定の評価を得ているアイテムで、一部界隈では「小松ダウン」の通称で呼ばれることもあります。
カタログスペック
サイズ:S〜XL 4サイズ展開
表生地:NYLON100%
裏生地:ポリエステル100%
中わた:本体 ダウン80% フェザー20%
その他:ポリエステル100%
こうしてスペックだけを見ると特筆すべき点はありません。ダウンの割合も70-80%のものであれば、もっと廉価な製品もあります。ダウンのフィルパワーは700。この数値が高いとダウンの復原力が高く、多くの空気を含むことができる=暖かいモノといわれています。
良質ダウンが600〜700、高品質ダウンが700以上ということで、概ね高品質ダウンと同等の保温力があるようです。
外観
ファブリックメーカーの生地を使用しているということで、シンプルながらしっかりした感じがします。表面生地がテカテカしているダウンは昔のゴミ袋っぽくてあまり好きではないんですが、ナイロンながらテカテカ感は控えめの感じに好感がもてます。
▲裏地も薄いながらしっかりしている
ジップ周りやポケットの開口部周りは補強がされており、使っているとボソボソになりがちな部分も対策されているようでした。
▲700フィルパワーを激推ししている
シルエット上の特徴は「芯があってスッキリしている」ということでしょうか。同じくユナイテッドアローズのグリーンレーベル(こちらは廉価ライン)のダウンと比べてみても良く分かります。
▲左がグリーンレーベルのダウン
よく見るとボリュームは小松ダウンの方がありますが、それを感じさせないようスッキリしたシルエットに収めています。
特徴・使用感など
前シーズンのものは「腕回りがタイトすぎる」との意見があったようで、全体的にゆとりのあるサイズ感になっています。ポケットも左右、胸、内にあり容量もそれなりにあります。長財布やモバイルバッテリーくらいなら収納してもシルエットが崩れたりしないでしょう。
「フード周りの立ちがすごい」とのレビューがありますが、確かに凄い。何のメリットがあるのかはよく分かりませんが、とにかく自立するくらい芯があります。
▲寒い日に凍らせたジーンズを自立させる遊びを彷彿とさせる
動きやすさに関しても上々です。普段スポーツウェアで過ごすことが多いのですが、遜色ないくらい軽く動きやすい感じがしました。これはコート類にはないメリットです。
良い点・悪い点
コスパの優秀さ
ダウンは高価になりがちですが、定価3万円台(セールで30-50%引き有)でコレは中々良いのではないかと感じました。気兼ねなく色々なシーンで着ていけますし、撥水が効いているのも積雪がある地方では嬉しい機能です。
サイズ感は人それぞれ
特に170-175cmくらいの身長帯の方はMでジャスト目に着るのかLで大きめに着るのか、サイズ感の好みが分かれます。私は175cmありますが、Lですと若干の袖あまり感、胴回りが余ってダボつく感じが気になったのでMにしました。
総評
あまり重ね着が好きではないので中はシャツ1枚で着ることが多いのですが、保温性は上々です。評価が高いだけあります。
1月の年明けセール、2月初旬あたりに再度セールにかかるのが定番サイクルですので、欲しいサイズの在庫があれば買いかと思います。
今回はここまで。