向かい風参考記録

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2019年11月の雑記【チラシの裏】

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caution!

本記事は過去の週末の雑記を月ごとに再編したものです

今週のチラシの裏@47

どうも、森です。

疲労が蓄積しすぎて寝落ちしてしまったので、遡って書いております。

今年もあと残すところ2ヶ月。本当に1年が早いですね。

以下、第47回チラシの裏です。

続・東京オリンピックの話

五輪の華、マラソンが東京から消えた。正午、東京・晴海の4者協議会場でIOCのコーツ調整委員長が札幌への移転決定を告げた。

小池氏は眼光鋭く出席者を見回して言った。「あえて申し上げるなら、合意なき決定だ」。

招致決定から6年。都が約300億円をかけて整備した遮熱性舗装などの暑さ対策、沿道の応援を楽しみにしていた子どもたちの夢が、水の泡となった。

日刊スポーツ より引用

会場変更騒動が決着。札幌市開催となりました。

開催国よりIOCの権限・裁量が大きいことに、違和感を覚えた方も多いのではないでしょうか。

コースは札幌マラソンがベースになるそうですが「見所がない」などという声もあるそう。アスリートファーストという言葉が上滑りしていますね。

このコースは市中心部を東西に広がる大通公園が発着点。10キロ付近まではアップダウンがあるが、その後はほぼ平たん。道幅が広くて見通しが良く、シンプルな設定となっている。

緑が豊かな北大のキャンパスを通過するなどしゴールに向かうが、新国立競技場発着で銀座や浅草など名所を通る東京のコースと比べると見どころが少ないとの声もあり、今後の調整も想定される。

札幌ドームをコースに入れるのであれば改修は必須でしょうし、各種調整も大変な労力と期間を要します。開催まで1年を切っている中で、どこまで調整が効くかは疑問です。

冬は積雪で路面の舗装もできませんので、限られた期間の中で何百億を動かすことになります。今はまさに次年度の予算編成が始まる時期なので、担当者はしばらく電卓と格闘することになるでしょう。

上の方の決定で振り回されるのは事務担当なので、このあたりは労務環境が悪化しないような配慮が必要だと思いますよ。

本の話

いわゆる「◯歳までにすべき◯◯個のこと」「後悔しないためにすべきこと◯◯選」系の自己啓発本というものが苦手で避けていました。 

だいたいすべきことが20〜30もあって「やりたいことリスト」系になると100くらいになってくる。はっきり言って、両手で扱える数以上のことを身一つでコントロールしようという考えはどうかと思うわけです。

リストを消化することが幸せなら良いですけれど、幸福は自分で決めたらいいんじゃないですかね。

数の少ないものを探していくと、中にはピックアップされる項目が1ケタに収まるものもあります。

終末期ケアで多くの患者を看取った方の本だそうですが、死期に差し掛かった患者が人生を振り返り最も後悔することは次の5つだそうです。

・自分を幸せにしてやればよかった

・他人の期待に沿うための人生ではなく、自分がやりたいことをやっておけばよかった

・仕事ばかりしなければよかった

・自分の本心を伝えておけばよかった

・友達と連絡を絶やさないでおけばよかった

終末期ケアでの話ですので、そこまで辿り着けず若くして亡くなる方はもう少し違った結果になるかもしれません。

人間死んでしまえば親族以外には2週間くらいで忘れられます。「社会のため」「公共のため」と息巻くのも良いでしょうが、最終的には自分自身の幸福に主軸を置くべきなのではないかなと思った次第です。

今週のチラシの裏@48

どうも、森です。

朝晩がマイナス気温をマークする季節になってきました。

こっからがしんどい時期ですね〜。

以下、第48回チラシの裏です。

マジック:ザ・ギャザリング新作の話

MTGの新作が出るらしいですね。

MTGは世界初のトレーディングカードゲームとして発売され、後発の様々なカードゲームの祖となった作品ですが、今回はリアルタイムの対戦型ゲームになるようです。

ネットマーブルは11月6日、スマホ向けリアルタイム戦略対戦ゲーム「マジック:マナストライク(Magic:ManaStrike)」のゲーム概要を発表した。

「マジック:マナストライク」は、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストのTCG「マジック:ザ・ギャザリング(以下、MTG)」のIPを活用して制作したリアルタイム戦略対戦ゲーム。「MTG」に登場するチャンドラ・ナラーやジェイス・ベレレンといったキャラクターたちが、カードゲームではなく新たなジャンルで活躍する。

本作は、シンプルで戦略的な対人戦を特色としている。プレーヤーは最初に「MTG」を象徴する「白・青・黒・赤・緑」の5色の中から事前に作られたデッキを選択し、素早い判断とプレーが求められる実戦に臨む。その後は新しいカードを集めつつ、プレースタイルや戦略に合わせてユニットを強化していく。

なお、本作のゲームプレイおよびファーストルックを含む詳細については、11月14日より4日間、韓国の釜山にて行なわれるゲームショウ「G-STAR 2019」にて公開される。

GAME Watch より引用

MTGは世界観・キャラも確立していますので、キャラゲーや対戦ゲーとして人気が出る土壌はあると思います。

ただ、今現在出回っている映像を見ると劣化版クラロワにならないか少し心配です。

ジェイスやチャンドラなど人気のプレインズウォーカーは初期段階から参戦っぽい感じがしますね。

ただ、マジックの世界には設定通りの強さにすると対戦ゲーのバランスが簡単に崩れるキャラが多いので、良い塩梅でナーフしないとアレですね。ニコル・ボーラスとか。

選曲センスの話

以前使っていたHDDから音楽データをたくさん発掘できたので、最近はドライブの最中にかける曲がグッと増えました。改めて聴くとやっぱり良い曲が多いな〜と勝手に満足しています。

そのうち好きな曲が固まってくるんですが、自分が選ぶ「コレが1番好き」って曲はだいたい世間のランキングとズレています。

例えば私はジュディマリの曲では「くじら12号」が好きなんですが、ファン的にはランキング低いっぽいですね。10位にも入っていなかったりします。

サチモスの「DUMBO」もそんな感じ。

レミオロメンの「シフト」もランキングとかにあんまり入ってないですよね。

 

あ、でもファンの人には「シフトいいよね」っていうと高確率で同意してもらえます。そういう曲ってありますよね。不思議です。

今週のチラシの裏@49

どうも、森です。 

ついに雪が降ってしまいました。

まだタイヤ交換していないというのに…。

以下、第49回チラシの裏です。

マスコットの話

先日Amazonを見ていたら、なぜかオススメに「Tiny Headed Kingdom」シリーズが出てきました。

大きな体(ハート)と小さな頭をもつ不思議な動物が住む場所。一体どこに、どうやって、なんのためにできたのかは誰も知らない。

ただ一つわかっているのは、ここの動物たちはハグが大好きということ! 彼らの合言葉は、「ちっちゃな頭に、おっきなハート。」

アメリカの絵本作家によるアイデア製品(?)らしいのですが、1体ごとにキャラ付けされており思わず揃えたくなってしまいます。

独身者がこういうのに手を出すと婚期が遅れるとかいう説もありますが、車の助手席とかに置いておきたくなりますね。何だか余計侘しい気持ちになりそうですが。

「普通」の話

先日「普通の男」とは何ぞや?みたいな話がTwitterで炎上しておりました。

パッと見結構ぶっ叩かれていましたが、結婚して子をもうけ、不自由なく進学させようとなるとあながち全てが無茶な要求というわけでもないでしょう。

とはいえ、ザ・平凡を地で行く地方公務員であっても年収500万円は30代でやっと届くラインです。警察官ですと20代後半で届くという説もあるそうですが、学校教師や役場職員は夜勤手当なども基本ありませんし、優秀な人であっても成果報酬はありませんからね。 

身長は子にダイレクトに遺伝しますし、学歴も遺伝に近い形で親の経歴が影響します。

インターネットの普及で情報が簡単に入ってくる分、隣の芝生が大いに青く見える時代になってしまいました。今後「普通の幸せ」のハードルがどんどん上がって生き辛い方向に行かなければ良いのですが。

今週のチラシの裏@50

どうも、森です。

今週は仕事の方が忙しくなってしまい、睡眠負債が出ている感じです。

睡眠時間が2、3時間しか取れないときって、寝たら逆に怠くなりませんか?

あの現象って何なんでしょうね。

以下、第50回チラシの裏です。

SEOの話

Search Engine Optimization、略してSEO。ソードアートオンラインの新作ではなく、検索エンジン最適化のことをいいます。

検索エンジンにかかりそうなキーワードを選定して上位表示を狙うことはもちろん、内部整理や記事の充実化をはかり、サイトの価値を高めるのも広義にはSEO対策といえましょう。

ここは弱小ブログですので、SEO対策といえるものはほとんどありません。が、最近クローラーが通ったのか順位変動があったのか、マイナーなワードでいくつか謎の上位ヒットが出てきました。

例えばグーグルで「前脛骨筋」と検索すると、このブログが11、12番目くらいに表示されるようになってしまいました。

一方で検索流入のありそうなワードでは殆どヒットがありませんので、結果としてアクセス数は全く増えていません。細かな部分の流入が増えた分、どこかが減っている感じです。

内容の充実していない記事を上位表示させてもネット上のゴミになるだけですので、せめて時間をかけて書いた記事は上位に出させてあげたいなと思う次第です。

期末手当の話

期末手当の時期が近づいています。

民間大手に行った大学の同期なんかは3桁の者もいるようなので、それと比べると物悲しい額ではあります。こればかりは月々のベース給与が低いのが原因なので如何ともし難いです。

あと毎回言っている気がしますが、ここぞとばかりに期末手当からアホみたいな額をかっさらっていく社会保険料。マジでいい加減にしろよと言いたい。

社会を成り立たせるための維持費と思えば、月々の給与から天引きされるのは理解できます。期末手当から所得税が引かれるのも理解できます。だって所得ですから。

でも社会保険料を期末手当から引くのは違うでしょと。しかもコイツ、12月の給与からも通常営業で差っ引いていきますからね。悪魔の所業としか言いようがない。

勤労感謝の日の話

今年は土曜に飲み込まれ、祝日の意義を無くしてしまったので無能です。

というか、土曜祝日に振替が付かないのは土曜日半ドン時代の名残なだけで、現代の実情を鑑みても振替休日にした方が絶対に良いですよ。

民間では取り組んでいる会社もあるそうですね。もっとそういう企業はフューチャーしてあげたいです。グッジョブ。

今週のチラシの裏@51

どうも、森です。

久々にバーベルを使ったトレーニングをしたところ、翌日に風邪をひいてしまいました。

熱は無くて喉が少しイガイガする、鼻水が多量に出るタイプの風邪です。栄養・休養の量的な確保に努めたいと思います。

以下、第51回チラシの裏です。

風邪の話

「森さん、完全に風邪ひいてる人の顔ですよ」と同僚に言われました。

「風邪ひいてる人の顔って何やねん」と返してしまいましたが、考えてみるとヒトの顔や表情筋というのは非言語(ノンバーバル)コミュニケーションのための器官です。

ヒトは社会的動物ですが、全ての情報を言葉として開示しているわけではありません。

群れで生活する上では体調の優れない者に重要な作業を任せるべきではありませんし、ケースによっては感染のリスクを排除するため、一時的に隔離する必要があるかもしれません。

感染する病気ではありませんが、例えばパーキンソン病には「仮面様顔貌」という顔貌に関わる症候があるようです。

傷病者や病状の程度を半ば無意識にスクリーニングする材料として、表情は重要なのかもしれません。

ですから「風邪の表情」というのもあながち馬鹿にできない表現だなと思った次第です。

話題の人の話

スポーツ界で今話題といえばこの方でしょう。

今でこそ地域密着球団として盤石の地位を築いたファイターズですが、本拠地が北海道に移転されることになった当時、北海道は巨人ファンが圧倒的多数。ファイターズは好き嫌い以前に認知もされていなかったと思います。

そこで2004年からの移転・始動に合わせ、メジャー帰りの新庄氏が加入。入団会見では「札幌ドームを満員にする」「チームを日本一にする」と宣言しましたが、当時は誰も本気にしていなかったと思います。

というのも当時、北海道でTV放送されるのは殆どがセリーグの試合。ですから「これからはパリーグの時代?何だそりゃ」という感じでした。

しかも当時のファイターズは1962年を最後に、1度も優勝していませんでした(リーグ優勝も1981年が最後)。

ところが2006年のシーズンには何と日本一を達成。札幌ドームも本当に満員にしてしまいました。しかもこれが新庄氏にとって初の日本シリーズであり、引退の年。漫画の登場人物のような野球人生でした。

現在47歳。やはり一線級まで戻すのは厳しいとの声がありますが「もしかすると」「もし復帰したら見てみたい」と世間に思わせる力があるのは凄いの一言です。

見る限りスポーツは続けていたようなので、身体は仕上がっている印象です。あとはどこまで野球に適応できるのか…期待しましょう。

今週のチラシの裏@52

どうも、森です。

筆が進まないから定期更新で何でも書くコーナーを作ろう、ということで始めたこの更新も気がつけば1年です。

とりあえず当初の目標は達成できましたので、次回でひと区切りとしたいと思います。

以下、第52回チラシの裏です。

ジムのマナーの話(走路編)

普段、半公営ジムでトレーニングしています。走路とトレーニング室使い放題で1ヶ月2,400円という破格料金です。

ただ、料金が安いだけあってマナーはけっこう悪いです。ぶっちゃけ無法地帯です。

特に冬は少年団やら何やらが入り乱れ、走路を横いっぱいに広がってジョグを始めたりします。ダッシュをしている最中に走路を横切られたりするのも茶飯事です。

ダッシュの最中にいちいち声をかけて避けてもらうのも難しいので、アイシールド21の小早川セナばりにカットして合間を塗って走るか、行列を抜くときは壁走りして抜かします。むしろ壁走りはこのお陰で体得しました。

パルクール系の壁走りと違い、ダッシュの勢いがついていますので体と地面を平行にせずとも勢いで割といけます。

器械体操系のセンスは壊滅的なんですが、どこかでパルクール系の壁走りも練習してみたいですね。

…っていうか何の話をしていたんでしたっけ。

ジムのマナーの話(トレ室編) 

数年前までは割と閑散としていて使いやすかったんですが、筋トレブームの影響を受けたのかフリーウエイトのスペースに人が集まり出しました。

でかいヘッドホン、タンクトップといった出で立ちでひたすらダンベルカール、セット間にしこしことスマホをいじってる勢はまだ良いです。やっている種目も上半身だけですし、1時間くらいすれば帰ります。

個人的には3人くらいのグループでパワーラックを無限に占領しているトレーニーを見かけた時の方が血圧が上がります。

先日も閉館時間まで1時間半以上パワーラックを占領されて、結局予定していたスクワットができませんでした。終いにはパワーラックでアームカールしてましたからね。

このジムは「1人何分まで」と明確なルールは定まっていませんが、だからこそ個々人のモラルが重要ではないでしょうか。明文化されていなければ何をやっても良いわけではないでしょう。

人がウエイトを挙げている最中に真横でセッティングをいじり始める人にも遭遇しました。というか挙上中に一回接触されました。

謝りもされなかったので、舌打ちして座面をぶっ叩いていたら程なくして去って行きました。

まぁ、冷静になってみると私のマナーも悪いですね。初心者だったのかもしれませんし、優しく諭すべきでした。こういう短気なところは直そう。

…っていうか何の話をしていたんでしたっけ。  

ネガティブスパイラルの話

かのニーチェは「人間的な、あまりに人間的な」の中で次のような格言を残しています。

「あらゆる人間は、いかなる時代におけるのと同じく、現在でも奴隷と自由人に分かれる。自分の一日の三分の二を自己のために持っていない者は奴隷である。」

これは私だけかもしれませんが、残業している時って発想がどんどんネガティブになっていきませんか。

何でこんなクソしょうもない資料作りのために1日の半分以上を仕事に費やしているんだ…とか、クソみたいな会議のセッティングのために国立大を出たわけじゃないぞ…とか、だんだんとネガティブになってきます。

ただ、私自身はストレスがたまると他罰的な傾向があるので、その辺りは上手く発散できてバランスが取れているのかもしれません。

職場(職種)の風土なのか、もともと世の中にはそういう人が多いのか分かりませんが私の周囲はどちらかといえば自罰的な人が多い気するんですよね。

諸先輩方はどうやってこの葛藤を乗り越えているんでしょう。不思議です。

今週のチラシの裏@53

どうも、森です。

最終回にも関わらず、時間を遡って書いています。

とりあえずこのコーナーは月イチ更新に移行し、今までのバックナンバーは年明けから非公開にして個別記事としてリライトできればと思います。

以下、第53回チラシの裏です。

年休の話

職場の年休の基準日が1月1日なので、12月のうちに少しでも消化したいと思っています。

現在の残日数は30日。去年の今時期は残日数33日でしたので、昨年よりは良いペースといえます。しかし、年に20日付与の最大40日ですから、このままですと10日分は棄てられることになってしまいます。

単純に金銭換算はできませんが、最低1日1万円、10日ですから10万円の損と考えて良いでしょう。

1年目〜4年目の、ほぼ年休が消化できない部署に所属していた時のことを思うと今の環境のうちにせっせと年休を取得していきたい所存です。

休日の過ごし方の話

久々に1日の予定をギッシリ入れて、昼夜と人に会って過ごしました。

疲れましたが活力ある過ごし方ができたというか、笑って過ごせる時間が増えました。

たぶん脳の活性化やら抗ストレスなんかにも良い影響があると思います。

「気力があったらどこそこに行こう」くらいの考えでは結局面倒になって行かないことが多いので、誰かと一緒に行く約束を取り付けてしまうのがコツです。

今まで景観スポット探しなどは一人で行くことが多かったのですが、どうしてもドライブ休憩の時間がルーズになったりしますし、意外と人を誘って行った方が無駄な時間なく回れたりすることが分かりました。

今後は温泉探訪なんかも人を誘って行くのが良いかな〜などと思っています。もしかすると日々の筋トレも人がいた方が緊張感があって良いのかもしれません。

来年の事を言えば鬼が笑う、と言いますが、どうにも「人と会うようにする」が来年の目標になりそうです。

認知バイアスの話

良い行いに対しては良い結果が返ってきて、その逆に対しては然るべき結果が返ってくる。

一見すると常識的な考え方にも思えますが、これは社会心理学の世界では「公正世界仮説」という思い込みなのだそうです。

(前略)公正世界信念の保持者は、「こんなことをすれば罰が当たる」「正義は勝つ」など公正世界仮説に基づいて未来が予測できる、あるいは「努力すれば(自分は)報われる」「信じる者(自分)は救われる」など未来を自らコントロールできると考え、未来に対してポジティブなイメージを持つ。

一方、公正世界信念の保持者が「自らの公正世界信念に反して、一見何の罪もない人々が苦しむ」という不合理な現実に出会った場合、「現実は非情である」とは考えず、自らの公正世界信念に即して現実を合理的に解釈して「実は犠牲者本人に何らかの苦しむだけの理由があるのだ」という結論に達する非形式的誤謬をおこし、「暴漢に襲われたのは夜中に出歩いていた自分が悪い」「我欲に天罰が下った」「ハンセン病に罹患するのは宿業を負ったものが輪廻転生したからだ」「カーストが低いのは前世でカルマが悪かったからだ」など、加害者や天災よりも被害者や犠牲者の「罪」を非難する犠牲者非難をしがちである。

例えば「自業自得」「因果応報」「人を呪わば穴二つ」「自分で蒔いた種」など、日本のことわざにもこの公正世界仮説が反映された言葉がある。

wikipedia より引用

 いわゆる病気やいじめ被害者や貧困者に対する自己責任論的な考え方というのも、この「公正世界仮説」によるものが大きいようです。

「何でも自己責任ベースで考えるのを辞めなさい」と言われるより「それって認知バイアスですよ」とロジカルに説明された方が分かりやすいですよね。

 

以上、チラシの裏でした。また金曜にお会いしましょう。

今回はここまで。