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2019年6月の雑記【チラシの裏】

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caution!

本記事は過去の週末の雑記を月ごとに再編したものです

今週のチラシの裏@26

どうも、森です。

やはり気分が落ち込んだときは汗を流すに限ります。遠出して大会にも出たので幾らかリフレッシュできました。

何となくダルい…というときは、敢えて遠出してリフレッシュという方法もアリかもしれませんね。

以下、第26回チラシの裏です。

テキストサイト今昔の話

昔はインターネットで情報を発信するハードルが高く、それなりの知識と情熱がなくてはなりませんでした。

サーバーをレンタルし、HTMLファイルを用意し、ファイル転送ソフトで送る。これだけでも大変な作業でした。

中でもFLASHを使ったサイトなんかは構築が大変で、私自身そういったサイトを作ろうとして挫折した過去があります。同い年くらいで立派なMIDIやイラストサイトを運営している人がいると知った時は衝撃でしたね。

それだけ大変な思いをしても当時はサイト運営のリターンが薄かったようで、たとえば最盛期は1日20万ヒット(当時は◯◯PV、ではなく◯◯HITという言い方でした)、1億アクセスを成し遂げたとされるモンスターサイトの侍魂ですら最盛期で月収100万円ほどだったと聞きます。今だったらちょっとした長者レベルの発信力ですね。

個人サイトの次に来たブログという媒体ですら「オワコン化している」と言われる昨今、テキストサイト系の流れを汲む媒体が復権する可能性は低いでしょう。

それでもこうしたサイトを運営されていた方々の「題材を調理するスキル」は健在で、これまたかつてのモンスターサイト「僕の見た秩序」ヨシナガ氏のブログは相変わらずキレがあります。

メインコンテンツへの復権ならずとも、テキストサイトの流脈は今後もインターネット上で残り続ける。そんな気がしますね。

一次情報への回帰の話

インターネットで検索すれば専門性の高い、質の良い情報が手に入ったのも昔の話。

今ではキュレーションサイト、キュレーションサイトの孫引用、フェイクニュースが上位を占めていることも少なくありません。

個人的に、今後は一次情報(実際に自分が見聞きした情報)の価値がますます高まってくると思っています。

情報を取捨選択する側としては①情報リテラシーを高める②人に広める時は情報のウラを取る、といったことが求められると思います。

ネットでタダで手に入る情報は意外と表面的だったりします。専門書を見て「最初からコレを見ておけば良かった」なんてことも。

特に何かを始める際はキチンと教本を買った方が良いですね。

もちろん、グーグルのアルゴリズムも今後更にアップデートする可能性もありますし、質の低い二次情報・三次情報のサイトは淘汰されていくことでしょう。

でも、根っこの情報は何だかんだ一次情報が良いと思います。ネット情報はそれにプラスする感覚くらいが良い距離感ではないでしょうか。

今週のチラシの裏@27

どうも、森です。

最近は気分が落ちる→その都度自分を奮い立たせる、という繰り返しです。

考えてみましたが、どうも生活の一部をローテーションで固定しているのが原因なのかもしれません。

着るものを曜日で固定して省力化するくらいなら良かったのでしょうが、いささか「コレも固定できるじゃん」と自分ルールを課しすぎたのか。

流れが穏やかになった分、澱みやすくなったような感じでしょうか。

自分では平穏な生活が好きだと思っていましたが、案外アクティブにしていた方が良いのかもしれません。

以下、第27回チラシの裏です。

キャンプの話

もう20年以上前の話になりますが、毎週土曜日の朝に「遊々アウトドア」という番組がありました。 

名前の通り、屋外でのアクティビティやキャンプをしながら北海道内を巡っていく内容でした。

当時はインターネット環境が無かったこともあり、北海道内でもそれなりに人気番組だったんだろうと思います。

私も小さい頃の記憶ですのでちょっと曖昧ですが、毎週楽しみに観ていました。

▲奇跡的にネットにアップされていた回

あるとき、遊々アウトドアの一行がロケに来る、ということで実際にそのキャンプ場に泊まりに行ったことがあります。

隊長の稲村さんが懐中電灯の反射板を使って火起こしをしていたのを遠目から見ました。いつもテレビで観ている人を実際に見て「稲村さんって本当に居るんだ!」と妙に感動してしまったのを覚えています。

普段インドア派なのに、妙にスイッチが入ると急にキャンプに行きたくなるのはこの番組の影響でしょう。

稲村さんが歌っていたテーマソングの「ゴキゲン曜日はいつも」は大人になった今聴くとまた別の角度で刺さります。

色んなことが あり過ぎて

毎日何にも なさ過ぎて 

だからゴキゲン曜日は 心の洗濯

ゴキゲン曜日はいつも/稲村 一志

▲またまた奇跡的にネット上にあった

色々なことがあるようで何にもない…まさに今の生活そのものです。笑

頭の中の音楽の話

何がキッカケかはわかりませんが、特定の音楽がずっと耳に残ることってありますよね。

物凄く好きな曲のときもありますし、キャッチーなので耳に残っていることもあります。新しい曲でなくても数年ぶりに聴くとこうなることもあるので不思議です。

理由は謎ですが、今週はやたらJUJUの「Hot Stuff」が脳内でループしていました。

特にファンというわけではありませんし、CDも1枚も持っていないのに不思議です。

話は逸れますが、サビで出てくるような呼気と裏声を混ぜたようなミドルボイスって難しいですよね。

けっこうカラオケに行ったりするんですが昔から苦手です。個人差でしょうか。

いらないものの話 

今世の中にあるものは、当然今までの経緯があって存在しています。

したがって、一見いらないものであっても意外と必要だったりします。人体のパーツと同じですね。

ただ、以前から思っていたのですがキーボードの「caps lock」と「num lock」はもう必要ないのでは。

ウッカリ押してしまうとイライラしますし、このキーを無効化するためだけの専用ソフトすらある始末。

かれこれ15年くらいパソコンに触れてきましたが、この2つをどうしても使わなければならない場面に直面したことがありません。

強いて無くさなければならない理由もないし残すか…みたいな感じなんでしょうか。

近年話題になっている世間の悪習も、案外そんなものかもしれませんね。

今週のチラシの裏@28

どうも、森です。

最近は晴れ間が少ない、昨年と似た不思議な感じの天候です。

私自身は暑がりなのであまり不便はないのですが、そろそろ晴れて欲しいですね。  

以下、第28回チラシの裏です。

言葉の限界の話

「例えば砂山を作ったとするだろう」

大学院1年生のとき、とある講義で先生が切り出した話です。

「砂はどの段階で砂山になるんだろうな。一粒の砂はたぶん誰が見ても砂山じゃない、二粒、三粒でもたぶん砂山にはならない」

このあたりで我々の表情が難しくなってきます。砂粒を積み上げていけば、きっとどこかで砂山になるはずです。

ですが、果たしてその境目を認識することはできるのか?という話です。

もちろん、実際には砂粒が砂山に変化する瞬間がわからなくとも、作り方を説明することができます。 ただし、1から10までを定量化して言葉で説明することはできません。

多分に話し手と受け手の「共通感覚」に頼った部分が出てくるはずです。 そこにはきっと「言葉に変換し切れない何か」があります。

スポーツにおける運動感覚の表現も似たようなところがあるのではないでしょうか。

世の中には「全ての言葉で表すことができるはず」という人々もいて、言葉で表すことができないということは「理性的ではない」と考えられています。

しかし、実際にはきっと全てを言葉で表すことはできませんし、その必要もないのでしょう。

特に何かを教えることを仕事にする人は、いかにこの「言葉の幻想」から脱却するかが指導の方針を分けるのではないでしょうか。

福祉の限界の話

立て続けに限界バナシみたいになって申し訳ありません。

老後の貯蓄は2,000万円必要だとか年金が払い損云々が話題になっていますが、ぶっちゃけ健康保険もけっこうヤバいんじゃないかとおもっています。

毎年厚労省が「 国民健康保険(市町村)の財政状況について」と題しまして財政状況を発表しているわけですが、滞納世帯の割合が毎年15%くらいあります。

最新のものが29年度分なのですが、やはりこのくらいです。

平成30年6月1日現在における保険料(税)に一部でも滞納がある世帯数は、前年より約22万世帯減少して267.1万世帯となった。

市町村国保の全世帯に占める滞納世帯の割合についても、前年に比べて 0.8ポイント減少し14.5%となった。

なお、短期被保険者証交付世帯は75.4万世帯、資格証明書交付世帯は17.2万世帯といずれも減少した。

平成29年度国民健康保険(市町村)の財政状況について より引用

全体の15%が尋常に負担金を納付できない状況で現行制度を維持できるとは到底思えないんですが、実際どうなんでしょう。

今だに「月々の給料から引かれるのはまだしも、ボーナスからも保険料引かれてると腹立つわ〜」っていう程度の理解度なので何ともいえませんが。

今週のチラシの裏@29

どうも、森です。

久々に喘息の症状が出てしまって病院に行ったのですが、今回はちょっと長引いています。

咳の理由を周囲の人に説明しているうちに「自分も喘息なんだよね〜」って人が多くてビックリ。喘息持ちの割合ってせいぜい5〜10%くらいだと思っていました。

でもって今月久々に症状が出た、という人が3人くらいいました。花粉の季節でもないし…シンクロ二ティ?

以下、第29回チラシの裏です。

映画と世相の話

映画や音楽、娯楽作品とその時代の世相は切って切れない関係です。

ヒット映画にも人種・人権や経済問題のメタファーが含まれています。あんまり監督の政治的な主張が透けて見えると冷めてしまいますが、やはりヒット映画はそのへんのバランス感覚が素晴らしいです。

例えば来月新作を上映予定のトイ・ストーリーですが、ここで登場するオモチャたちは実社会の労働者のメタファーではないかと言われています。

それぞれに役割が与えられ、特技を持っていますが、ときに子供=雇用者の意思決定ひとつで捨てられてしまいます。また、いずれ子供が成長すれば役目を終えることになります。

特にトイ・ストーリー3はアンディが青年になってしまったことで、新たな居場所探しと帰属意識との葛藤が描かれています。

トイ・ストーリー3は2010年の作品。当時は2008年のリーマンショックを始め、アメリカの雇用状況がかなり悪くなっていた時期でした。

大人はそういった視点で作品を楽しむことができ、子供は単純にオモチャたちのドタバタ劇を楽しむことができる。

トイ・ストーリーは親子が楽しめる作品とはかくあるべき、という一つのお手本でしょう。

音楽と世相の話

映画よりも音楽は更に世相と密接です。実際、景気が良いときはヒット曲のテンポも速くなるらしいですね。 

和田光司さんの「Butter-Fly」が長いこと色々な人の記憶に残っているのは、もちろんデジモンという作品が良作だったこともありますが世相とマッチしていたからでしょう。

アップテンポで明るい曲調とは裏腹に、歌詞にはちょっと憂いがあります。

無限大な夢のあとの 何もない世の中じゃ そうさ愛しい 想いも負けそうになるけど

この曲が出たのは1999年。作詞作曲の千綿 偉功 氏は1972年生まれですから、好景気〜バブル崩壊を経て、この曲を作ったことになります。

どうにもならない世の中への閉塞感と、それでも前向きな内容の歌詞が多くの人に刺さったんでしょうね。  

創作と闇の話

ブログ運営の勉強を兼ねて、最近色々なところを巡回しています。

偏見ですが、リアルの充実度とブログの面白さは反比例している気がします。失礼ですが、ゴリゴリに私生活が充実してるっぽい方のブログって全般的に退屈だな〜って思っちゃいます。

個人的には充実度60%くらいのバランスの方のブログは面白いなと感じました。充実度0だと内容が怨嗟に満ちていてちょっと怖いです。

100%充実していては世の中への不平不満やブチまけたいこともないでしょうし、当然といえば当然なんですが。

 

どこかで見聞きした話ですが、商売としての芸人で成功できるのは学生時代クラスの人気者が皆から笑いを取っているのを見て「絶対俺の方が面白いだろ」と思っている人なんだとか。

言われてみるとそんな気がしますね。コント系芸人はその傾向があるかもしれません。  けっこう闇が深いコント作品を1つ2つ持ってたりしますし。

日本選手権の話

メディアに出るのはどうしても短距離が多いですが、各種目とも熱戦が繰り広げられています。

個人的にシビれたのは男子円盤投の堤選手です。

 昨年の日本選手権は湯上選手に日本記録と優勝をさらわれ2位。

 今年のアジア選手権も代表から落選してしまいます。

 それでも腐らず、この大会に向けて準備してきたのでしょう。

2位に約5m差を付け、自己ベストでの優勝。結果でキッチリ借りを返した形になります。

世界選手権の標準記録は65m00とまだ開きがありますが、堤選手は従来の日本記録を40年ぶりに更新した立役者です。

今後の記録更新にも期待したいと思います。

 

以上、チラシの裏でした。また金曜にお会いしましょう。

今回はここまで。