どうも、森です。
随分前の探訪スポットなのですが、一応記事化してみました。
北国もボチボチ登山シーズンになってきました。
私自身はそんなに数を登るわけではありませんが、最も印象深かった山を一つ挙げるならば羊蹄山でしょう。
今回は写真コミでご紹介します。
概要
羊蹄山、正式名称「後方羊蹄山(しりべしやま)」は北海道後志地方に位置します。
その美しい独立峰から「蝦夷富士(えぞふじ)」の異名を持ち、日本100名山にも指定されています。
付近を通ると嫌でも目に入りますので「登ったことはないけれど、存在は知っている」人も多いかと思います。
アクセス
羊蹄山には倶知安、京極、真狩、喜茂別の4コースがあります。
札幌圏からのアクセスであれば2時間ほどで到着です。日帰り登山も可能ですが、それ以上遠方からのアクセスであれば前泊をオススメします。
京極のふきだし公園に寄るならば京極コースですが、1泊するなら真狩コースが最もイージーです。何せキャンプ場と登山道が直結していますので。
▲圧倒的近さ
周辺を散策してみる
真狩キャンプ場は真狩村中心部から車で15分程度。
キャンプ場で炊事せず、外食で済ませることも選択肢に入る距離です。
▲駐車場・サイトは広々としている
サイト自体は広々としていますので、ハイシーズンでない限りは問題なく泊まれるでしょう。
貸しテントを使う場合は事前確認が必要かと思います。
▲フリーサイト
▲車を横付けできなくとも、近い距離まで付けられる
▲秋だったからか閑散とした感じ
公園エリアもあり、登山目的でなくともファミリーで楽しめそうな雰囲気でした。
羊蹄山真狩ルートを登る
羊蹄山は独立峰かつ継続的に流れる川がないため「ヒグマが住んでいない山」といわれています(羊蹄山を横断する事例はあるそうですが)。
ですので、夜も登山者がヘッドライトを装着してバンバン登っていきます。ちょっと他の山では見られない光景です。
コースとしては歩く距離が長く、比較的なだらかな印象です。5合目くらいまでは山登りというより森登りという感じ。
▲歩く距離は長め
標高が高くなってくると、時折パッとひらけた景色が見えます。
空も近くなってくる感じです。
▲この眺めは独立峰ならでは
▲空が近くなってくる感じ
空の青、植物、雲…とげとげタルめいろっぽいコントラストです。
▲ずいぶん登ってきた辺り
▲こうして森の切れ目から見える下界が小さくなっていきます
いざ山頂へ
山頂へのアクセスは火口を周っていくことになります。
でかすぎてスケール感がおかしくなっていますが、コレは火口の窪み部分の写真です。
▲大きすぎて遠近感がおかしい
▲植物の感じも変わってくる
ちょうどこの辺りの高さは「森林限界」といって、名前のとおり高木を成すことができない標高だそうです。
ちょっとこの時間帯はガスってきたこともあり、何だか外界と切り離された空気感でした。
▲岩場もあるので靴はちゃんとしたので行きましょう
頂上は絶景
遮るものがなく、遠くまで見渡せるようになっています。
是非晴れた日に見ていただきたいです。
ちょっと言葉では説明できませんので写真を並べてみました。笑
最低限の体力は必須
登山系サイトでは「上級者」の山に分類されることもありますが、体感的な難度はそこまでではありませんでした。っていうか犬と一緒に登りきっている人も見かけました。
とはいえ、全行程8時間以上かかりましたので最低限の体力は必要かと思います。
また、山頂付近は体感気温も低くなります。夏でも上着類はしっかりしておいた方が良いでしょう。
▲いざ下山すると「アレの頂上まで登りきったんだな」と感慨深いものが
羊蹄山付近は温泉や美味しい物も多くあります。周辺スポット含めて楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回はここまで。