向かい風参考記録

陸上競技 その他 いろいろ

真狩ルートから登る蝦夷富士・羊蹄山

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/W/Wetland/20190518/20190518230657.jpg

どうも、森です。

随分前の探訪スポットなのですが、一応記事化してみました。

 

北国もボチボチ登山シーズンになってきました。

私自身はそんなに数を登るわけではありませんが、最も印象深かった山を一つ挙げるならば羊蹄山でしょう。

今回は写真コミでご紹介します。

概要

羊蹄山、正式名称「後方羊蹄山(しりべしやま)」は北海道後志地方に位置します。

その美しい独立峰から「蝦夷富士(えぞふじ)」の異名を持ち、日本100名山にも指定されています。

付近を通ると嫌でも目に入りますので「登ったことはないけれど、存在は知っている」人も多いかと思います。 

アクセス

羊蹄山には倶知安、京極、真狩、喜茂別の4コースがあります。

札幌圏からのアクセスであれば2時間ほどで到着です。日帰り登山も可能ですが、それ以上遠方からのアクセスであれば前泊をオススメします。

京極のふきだし公園に寄るならば京極コースですが、1泊するなら真狩コースが最もイージーです。何せキャンプ場と登山道が直結していますので。 

▲圧倒的近さ  

周辺を散策してみる

真狩キャンプ場は真狩村中心部から車で15分程度。

キャンプ場で炊事せず、外食で済ませることも選択肢に入る距離です。

f:id:Wetland:20190518230540j:plain

▲駐車場・サイトは広々としている

サイト自体は広々としていますので、ハイシーズンでない限りは問題なく泊まれるでしょう。

貸しテントを使う場合は事前確認が必要かと思います。

f:id:Wetland:20190518230552j:plain

▲フリーサイト

f:id:Wetland:20190518230558j:plain

▲車を横付けできなくとも、近い距離まで付けられる

f:id:Wetland:20190518230545j:plain

▲秋だったからか閑散とした感じ 

公園エリアもあり、登山目的でなくともファミリーで楽しめそうな雰囲気でした。

羊蹄山真狩ルートを登る

羊蹄山は独立峰かつ継続的に流れる川がないため「ヒグマが住んでいない山」といわれています(羊蹄山を横断する事例はあるそうですが)。

ですので、夜も登山者がヘッドライトを装着してバンバン登っていきます。ちょっと他の山では見られない光景です。

コースとしては歩く距離が長く、比較的なだらかな印象です。5合目くらいまでは山登りというより森登りという感じ。

f:id:Wetland:20190518230454j:plain

▲歩く距離は長め

標高が高くなってくると、時折パッとひらけた景色が見えます。

空も近くなってくる感じです。

f:id:Wetland:20190518230434j:plain

▲この眺めは独立峰ならでは

f:id:Wetland:20190518230604j:plain

▲空が近くなってくる感じ

空の青、植物、雲…とげとげタルめいろっぽいコントラストです。

f:id:Wetland:20190518230515j:plain

▲ずいぶん登ってきた辺り

f:id:Wetland:20190518230610j:plain

▲こうして森の切れ目から見える下界が小さくなっていきます

いざ山頂へ

山頂へのアクセスは火口を周っていくことになります。

でかすぎてスケール感がおかしくなっていますが、コレは火口の窪み部分の写真です。

f:id:Wetland:20190518230622j:plain

▲大きすぎて遠近感がおかしい

f:id:Wetland:20190518230617j:plain

▲植物の感じも変わってくる

ちょうどこの辺りの高さは「森林限界」といって、名前のとおり高木を成すことができない標高だそうです。

ちょっとこの時間帯はガスってきたこともあり、何だか外界と切り離された空気感でした。

f:id:Wetland:20190518230523j:plain

▲岩場もあるので靴はちゃんとしたので行きましょう

頂上は絶景

遮るものがなく、遠くまで見渡せるようになっています。

是非晴れた日に見ていただきたいです。

f:id:Wetland:20190518230535j:plain

f:id:Wetland:20190518230633j:plain

f:id:Wetland:20190518230644j:plain

f:id:Wetland:20190518230651j:plain

ちょっと言葉では説明できませんので写真を並べてみました。笑 

最低限の体力は必須

登山系サイトでは「上級者」の山に分類されることもありますが、体感的な難度はそこまでではありませんでした。っていうか犬と一緒に登りきっている人も見かけました。

とはいえ、全行程8時間以上かかりましたので最低限の体力は必要かと思います。

また、山頂付近は体感気温も低くなります。夏でも上着類はしっかりしておいた方が良いでしょう。

f:id:Wetland:20190518230657j:plain

▲いざ下山すると「アレの頂上まで登りきったんだな」と感慨深いものが

羊蹄山付近は温泉や美味しい物も多くあります。周辺スポット含めて楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

今回はここまで。