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北海道のもうひとつの青い池「神の子池」が何だかスゴい

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どうも、森です。

連続してスポット系の記事です。

 

北海道の景勝地といえば富良野・美瑛。丘陵地帯をはじめ、何といっても有名なのが「青い池」。

アルミニウムを含んだ水が織りなす幻想的なブルーを一目見ようと、連日多くの人が詰め掛けています。

実は道内にはもう一箇所、エメラルドブルーに光る池があります。今回はその「神の子池」のご紹介です。

概要

神の子池は北海道の東部、清里町に位置します。

アイヌ語で「カムイトー(神の湖)」と呼ばれている「摩周湖」の伏流水を水源にしているという言い伝えかた「神の子池」と言われるようになったようです。

しかし、近年の調査で水源は摩周湖ではなさそうだということがわかっているそうな。なんだそれ。

北海道内では比較的辺鄙な場所に位置しますが、その分そのテの場所が好きな方々には有名で、いわゆる「マイナーメジャー」なスポットといえます。

アクセス

意外と人里からは離れておらず、山の中に入ればスグに到着します。最寄りの清里町や弟子屈町などからは車で1時間かからないくらいです。

ただし、近隣で比較的大きな都市である釧路市からは車で2時間、まるっきり反対方面の札幌市からは車で6時間くらいかかります。

 

 

また、神の子池までの2キロほどは未舗装路となっています。対向車とのスレ違いには十分注意しましょう。

あまり運転慣れしていない人にとってはちょっとキツいかもしれないです。 

周辺を散策してみる

 

神の子池周辺ですが、池の規模も本当に小さいので15分くらいで見終わります。

駐車場には10台ほど先客がいたのですが、一様に「え?コレだけ…!?」みたいなリアクションをしていました。笑

 

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▲案内看板

 

国立公園内なので、木道の上から池を見ることになります。

モチロン内部への立ち入りや釣りは禁止です。

 

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▲木道は比較的最近整備されたもよう

 

肝心の池ですが、確かに青いです。美瑛の「青い池」の青さとは違い、ちょっと透明な感じ。

何でも水の成分は関係なく、水底の火山灰、水深、太陽光の絶妙な加減が織り成すものなのだとか。

あんまり改心の1枚が撮れませんでしたのでダイジェストで掲載します。

 

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見てのとおり、写真を撮る上では邪魔な木などが多く、実際にパンフレットのような写真を撮るのは大変難しいです。

とはいえ、ここは国立公園の範囲内です。木を切ったり土地を成形するにもかなりの制限がかかっていますので、整備はこのレベルが限界でしょう。

これはこれで「自然にお邪魔させてもらっている」ということが感じられて良いと思います。

裏摩周展望台もセットどうぞ

摩周湖には全部で3つの展望台がありますが、アクセスが悪いためか最も訪れる人が少ないのがこの「裏摩周展望台」です。

 

 

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▲駐車場無料。トイレ・売店あり

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▲摩周湖は「霧の摩周」とも呼ばれ、全景キレイに拝める日が少ない

 

訪れる人は少ないとはいえ、景観は大変良いものがあります。

神の子池に行くなら是非セットでお立ち寄りを。

 

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▲摩周湖が大きすぎて、もっと広角で撮らなくては全部写せない

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▲展望台からのパノラマ

道東を楽しもう

最初に書いたとおり、神の子池はアクセスが良くはありません。

また、富良野・美瑛の青い池が市街地から20分で町全体が観光地化しているのに対し、道東は横の繋がりがあまり親切ではありません。

自分で見たい場所を探していかなくては「何となく長距離ドライブして帰ってきてしまった」感じになります。

しかし、この圏内には弟子屈町の温泉、清里町のうどん、中標津の開陽台を初めとして、魅力的な食やスポットは沢山あります。

 

 

富良野や美瑛の丘陵地帯とは一味違う、なだらかで牧歌的な風景をバックに道東を楽しんでみませんか。

 

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今回はここまで。