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「厚さは速さ」の快進撃はどこまで続くのか、好き勝手書く

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どうも、森です。

今回はシューズに関する雑記です。

 

最近話題になっていたアシックスの新シューズ。おおかたの予想通り、やはり厚底でした。

税抜き27,000円という強気の価格設定といい、かなりの意気込みを感じますね。

今年はドーハ世界選手権、翌年は東京五輪。各メーカーの競争も、今後更に熾烈になることが予想されます。

今回は現在のシューズ界隈の台風の目である「厚底シューズ」について好き勝手書きました。

空前の厚底ブーム

連日のスポーツニュースでも報じられている通り、現在は空前の厚底シューズブーム…というより、ナイキの厚底シューズが席巻しています。

「厚さは速さだ」のフレーズのもと、台風の目である「ヴェイパーフライ」をはじめ、様々な走力に対応したシューズが展開されています。

少し前は「素足感覚」シューズが流行し、薄いソールや柔らかいシューズが出回りましたが、それらと真っ向から対立するコンセプトです。

素足感覚のシューズが「足本来の機能を呼び起こして云々…」のような思想に基づいていたのに対し、厚底シューズは「走るというのはシューズを使うスポーツ」というような思想に基づいているといえます。

足機能を補完するシューズというよりは、非常に優れたギアという印象です。

「ランニング効率」という面からアプローチを始めたアシックス、独自路線をゆくHOKA ONE ONE(ホカ オネオネ)。

少なくとも東京五輪までは、この厚底ブームは続くと思われます。

トップを爆走するナイキ、対抗するメーカー

最近は、ナイキの転売対策が話題になりました。

いやはやナイキさん、すっげぇ商売の仕方をしますね。 

とはいえ条件の「フルマラソン3時間切り」 は2017年版スコアリングテーブルで440点、100m走でいえば12秒77相当です。

キチンとマラソンに取り組んでいれば、そう難しい記録ではないのかもしれません。もしかすると今後更に基準設定が上がるかもしれませんね。

重ね重ね言いますけどすっげぇ商売の仕方です。それでも即完売なのが凄いです。

箱根駅伝でいえば、国内メーカーのアシックスがシェアトップから転落。ミズノもシェアを落とした一方でナイキ、ニューバランスがシェアを伸ばしています。

ニューバランスはアドバイザリー契約を締結している三村 仁司 氏が厚底に否定的な姿勢ですので、今後も薄型・軽量路線を継続すると思われます。

そこで三村さんに、ヴェイパーフライ4%についての印象を聞くと、「ハッキリ言って厚底には反対ですね」と口にした。

「ナイキさんが研究されたシューズやから、ええと思いますよ。ただ10人いたら10人とも『いい』というわけではないと思います。一番懸念しているのはクッション性がそんなにあって走れるのかということです。(走る者にとって)感覚的にはクッションがあったほうがいいんですけど、足の力が路面に伝わりにくい。クッションがありすぎるとそれだけ力がかかりますから、早く疲れるんです。個人的には爪先にクッションがあるような発想はしたくないですね。足首を痛める恐れがあるからです。でも、足首が固い選手はクッション性があった方が走りやすいので、そういう選手はいいと思いますけど、10人に1~2人ぐらいじゃないでしょうか」

三村さんは「厚すぎてもダメだし、薄すぎてもダメ」という。

sankei biz より引用

個人的にはシェアが横ばいのアディダス、シェアを落としたミズノの巻き返しに期待です。

まとめ

  • 厚底ブームはしばらく続くと思われる
  • 厚底路線に合流するメーカーとそうでないメーカーがある
  • 薄底シューズの巻き返しにも期待がかかる

最近、中高生のスプリンターでも厚底シューズを履いている選手をかなり見るようになりました。

シューズには流行り廃りが存在しますが、自分自身の身体やフォームの特性に流行り廃りはありません。競技をしている限り、ずっと付き合っていくことになります。

月並みなコメントですが、ブームはブームとして、自分に合うシューズの特徴を掴んでおくことも大切です。

 

…何の話をしていたんでしたっけ?

今回はここまで。