向かい風参考記録

北国在住。陸上競技、その他 いろいろ。

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短距離選手(スプリンター)のアキレス腱痛はなぜ起こるのか、対処法含めて考えてみる 前編

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【caution!】

科学的根拠に基づいた記事ではありません。

症状が深刻な場合は専門医による診察を受けて下さい。

どうも、森です。

今回は、長く競技を続けていると外せない話題の一つ、アキレス腱についてです。

静養をとった現在は痛みがない状態ですが、私も昨年の夏あたりから悩まされています。

アキレス腱について

まずは簡単にアキレス腱の概要を見ていきましょう。

アキレス腱の付着部位と働き

以下、ウィキペディアから引用です。

アキレス腱は足首の後ろに存在する。ふくらはぎの中央近くからかかとにかけての部位を占め、長さは約15cmほどで最も強靭かつ太い腱である。

(中略)

アキレス腱は歩行や疾走・跳躍などの運動の際、爪先を蹴り出す時にかかとを持ち上げたり、着地する足の爪先を地面に踏み込ませるなど重要な機能を果たしている。

(中略)

また、人体中最大の腱であるにもかかわらず走行する血管が乏しく、一旦痛みが出ると難治性となりやすい

wikipedia より引用

さすがウィキペディア、 かなりコンパクトにまとめられています。

f:id:Wetland:20181103191250j:plain

▲下腿の筋肉と踵の骨を繋ぐ

「走る」という動作は跳躍の連続であり、アキレス腱痛はジャンパーのみならずスプリンターにも好発します。

スプリンターとアキレス腱痛の関係

アキレス腱痛は、スプリンターにとって悩ましいスポーツ傷害の一つです。

というのも、アキレス腱痛には幾つかの厄介な特徴があります。

原因の特定が難しい

様々な炎症

一口に「アキレス腱痛」といっても、その原因は多岐に渡ります。

アキレス腱の炎症である「アキレス腱炎」、アキレス腱とその周辺組織の摩擦による「アキレス腱周囲炎」、アキレス腱周辺の緩衝材の炎症である「アキレス腱滑液包炎」などがあります。

また、これらが複合していることも多いです。

私の場合はエコーで見てもアキレス腱そのものに原因が見当たらず「周辺の筋が硬直してアキレス腱を引っ張り炎症を起こしている」といった診断でした。

私の場合、腰やハムストリングスが痛んだり引っ掛かりを感じる時は連鎖的にアキレス腱も痛むようになりました。また、足底を攣った時もアキレス腱にくるようになりました。

炎症を引き起こす原因

アキレス腱痛の厄介なところは、第一に、それらの炎症を起こす要因の特定が難しいということです。

中高年の突発的な断裂はともかく、スポーツをしている者の多くはオーバーユースにより炎症が起こり、アキレス腱痛が発生するといわれています。

第二に厄介なことは、原因がわかったところで有効な手段が少ないということです。

炎症に対しては静養が有効な手段でしょうが、大会に出たいのであれば走ることを全くやめるわけにもいきません。また、ジャンプ系のトレーニングを一切やめてしまっては、トレーニングのバリエーションが大幅に制限されることになります。

自然治癒が難しい

例えばスプリンターに多い傷害である肉離れの場合、グレード1〜2程度のものは放置していても治ります。走り初めに多少の違和感があっても、そのうち治ることが多いです。

ただしアキレス腱痛は違います。違和感や痛みがある場合、小康状態にはなっても根治しません。いわゆる「走りながら治す」のは大変難しいでしょう。

 

長くなりましたので二部に分けました。

↓後編