向かい風参考記録

北国在住。陸上競技、その他 いろいろ。

陸上競技、その他 いろいろ。

社会人で「競技スポーツ」を続けようと思ったとき

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どうも、森です。

立て続けに雑記更新で申し訳ありません。

今回は、以前の記事よりも広い範囲の「社会人スポーツ問題」について考えてみました。

 

「競技スポーツ」を継続していた人が社会人となり、一気に環境が変わったときのスポーツとの関わり方は概ね3パターンです。

  1. スポーツそのものをやめる
  2. エンジョイスポーツにシフトする
  3. 競技スポーツを継続する

私は地方国立のスポーツ教育学部を出ているのですが、大学の同期では「1」のパターンが最多でした。

高校・大学と全国大会で活躍した選手もいましたが、そういった人ほどスッパリ辞めていった印象です。

ですから、久しぶりに同期の結婚式などで再会すると体積が倍くらいになっている奴が必ずいます。

 

「2」は週1〜2程度の頻度で今までやっていたスポーツを継続するか、全く別のスポーツ始めたり、レクリエーション的にスポーツを楽しみながら体力を維持していく…といった路線への転換です。

3つの選択肢のうち最も健全とも思えるパターンですが、競技スポーツを高いレベルで長くやっていた人ほどこのパターンに落ち着くのは難しいでしょう。

結婚して子どもができてから、健康のためにここにシフトしていくパターンはあり得ます。

 

問題は「3」の選択肢です。大学の同期でも、私の知っている限りこの路線の生き残りは5人前後です。

肉体的、精神的、経済的にも最も厳しいルートですから当然といえば当然。

とはいえ、途中でこの路線を断念してしまう人が多いのは「社会の期待」とのミスマッチも原因の一つではと思っています。

 

体育会系の不祥事が明るみになっている昨今ですが、民間・公務員ともにスポーツに打ち込む学生への評価は高いでしょう。

思うに、雇用者がスポーツに打ち込む学生に期待している部分というのは大きくこの2つではないでしょうか。

  1. スポーツで培った能力を仕事にも生かしてもらいたい
  2. スポーツへのコミットメントをそのまま仕事に置き換えてもらいたい

前者はスポーツをしていく上で培われたコミュニケーション能力であったり、関連する物事を体感的に結び付ける能力であったりします。

一般論的に語られるのはこの前者がほとんどです。

 

問題は後者で、これは言外の要望とでもいうべき部分でしょう。

スポーツをしている者というのは、そのレベルが高ければ高いほどスポーツへのコミットメントのレベルは高いはずです。

練習時間だけ練習していれば良いということではなく トレーニング後に動画や関連書籍で勉強したり、 摂取する食べ物、睡眠時間や生活リズムの調整など、よりパーソナルな部分を割いていくことになります。

 

これを仕事に置き換えるとどうなるでしょうか。

全国大会に出るくらい振られていた努力度が仕事に全振りされるわけですから、ビジネスマンとしてはひとかどの成功を収める者も出てくるでしょう。

仕事を中心に生活のリズムを形成し、残業を厭わず勤務時間外にも勉強し、休日にも接待や親睦行事には必ず出てくる…といった生活にはなるでしょうが…。

今のご時世ですから、これらのことを公に表立って言うとバッキバキに炎上するのは目に見えています。

 

ですから、これは言外なのです。言外がゆえに

「え?今週の金曜日に親睦の飲み会ですか?次の日大会なのでパスですwwwサーセンwwww」

となると

「え、何か期待してた感じと違う奴だなコイツ…」と評価される可能性もあります。

 

社会人スプリンターのリアルでも書かせていたただいた通り、 社会人になって競技スポーツを継続しようと考えたとき「コミットメントをスポーツから仕事に」といったことは現実的には難しくなります。

できれば残業は御免こうむりたいし、無駄な飲み会も避けたい。 休日は大会に出るか、まとまった練習量を確保するのかリカバリーに充てるのか…といった感じになります。 このあたりが職場との軋轢の原因になり得るのではないでしょうか。

 

「大会に出るわけでもないし、在宅しているけどリカバリーに充てたいから親睦行事は欠席で」などと本当のことを言ってしまっては「俺も休みてーよ!」などと不毛な足の引っ張り合いが始まる可能性もあります。

私は大会の無い日も管外で大会に出たり登山に行っていることにしていますので、めちゃくちゃアクティブな奴という扱いを受けています。これも一種の処世術でしょう。

 

こういった問題については、何が正しくて間違っているということはありません。

事実、スポーツをすっぱり辞めて仕事にめちゃくちゃ専念した先輩は早くも年収1,500万円を突破したと聞きました。

この先輩とは「今の仕事辞めて俺の部下になれ」騒動があったりしましたので別の機会に書きます。

 

重要なのは、自分にとって何が尊いと思えるのかということでしょう。

「競技スポーツを続けたい」という場合は「とにかくこのスポーツが好きなんだ!」ということを訴え続けるのも手でしょう。

私はこの方法で「コイツは仕事はやるにはやるけれど、仕事をそれ以上でも以下でもないと思っている」「他人に興味がない以前に、善悪とか世間とかにも全く興味がない」といったキャラが認知され、かなり行動しやすくなりました。

 

社会人になっても「競技スポーツを続けたい」と思っている方々、何となくフェードアウトするくらいなら「全力で」周囲に理解されるべく足掻いてみることをお勧めします。

 

当ブログは、社会人スポーツを応援しています。

 

とりとめのない内容になってしまいましたが、今日はここまで。