ご存知のとおり、当初の見込みよりも早くに電力が復旧するようです。
こちらも今日の時点で市街中心部は電力が復旧しました。
皆さん声を揃えて
「昨日は星が綺麗だった」
「冬だったらマジで死人が出てた」
と言っていました。
状況整理と今後について少しだけ書きます。
今回の地震では北海道全域が停電という超・大規模停電でした。
原因としては、震源地に近い苫東厚真発電所が電力供給のかなりの部分を
受け持っていたことによるようです。
昨日6日の時点では「完全復旧に1週間を要する見込み」の言葉が一人歩きしており
「1週間停電するの?ヤバ過ぎない?」という雰囲気がありました。
そんな中、現場で懸命に復旧に当たられた作業員の方、指揮監督に当たられた方には
頭が下がる思いです。
また、多くの商店には自家発電機を回しながら店を開けていただき、こちらにも大変頭が下がる思いです。
そんな中、前の記事でも書きましたが風説の流布には本当に困らされました。
ネット上の「〇〇で働いている知り合いから聞いた~~」
という速報は本当に役に立たない。
特に今回は「災害対策本部の~」「電力会社の~」
という切り口で始まる情報は正確ではないものが多かった印象です。
災害対策本部というのはマジモンの鉄火場です。
特に初動時は、友人に対して安否確認の連絡に一言二言返すので手一杯です。
逆に悠長に返信できるようであれば、大した仕事を任されていないでしょう。
この発言マジでブーメランだな
そもそも返信できる余裕があるくらいなら、本人が直接発信すればいい話です。
また、正式にアナウンスされていない情報を流すのは守秘義務違反になる場合もあります。
正式にアナウンスされていないのには理由があるということです。
今回は「断水になる」「基地局のバッテリが尽きて携帯が通じなくなる」系のデマが多かったですね。
この2点についてはライフラインそのものですので、有事の対策なんかもかなりしっかりしています。
気になるのは、8日、9日あたりに大規模な地震が来る可能性があるという情報。
「前震の2日後に本震が来る」という情報がソースのようですが、
ウィキペディアを見ても、そもそも前震〜本震は結果的にそう位置づけているだけで
予測が困難ということがわかります。
願わく何事もなく終わって「なーにドヤ顔で本震来るとかデマ流してんだコラ!」
とtwitter警察の活動に興じたいものです。
今後としては、
こちらの自治体は、まだ復旧しきっていない世帯の巡回で出動がかかるかもしれない、とのことです。
要支援者は既に所定の施設に避難していますので
停電3日目を迎えて体調が悪くなっている人がいないか、声かけすることになります。
まぁ要するに気が立っている人のサンドバッグになれということです。
明日の時点で電気が完全復旧していれば出動の必要はありませんので
北電さんを必死で応援するしかないですね。
当ブログは北海道電力を応援しています。
今日はここまで。
最後に
MOTHER2のスリークの街みたいになった市街地の写真と
意外とモノが残っているスーパーの写真をば。