向かい風参考記録

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母親の怒りのスイッチが分からなくなっていくという話

 

実家が隣町(車で20分くらい)なので、最近頻繁に実家に帰っているんですが
何だか親との価値観がどんどん合わなくなっていくなーと感じています


誤解のないよう書いておきますが、家族の仲自体は良いです
親もちゃんとした親です。私を大学まで送り出してくれたわけですから。


そもそも一人暮らしを始めて10年くらい経つわけですから
当然、私や親の価値観も変わります。


親が他人になっていく感覚も
自然の摂理みたいなもんだと思っています。

 

でも最近、母親の沸点がわからなくなってきました。

 

今日はそんな話を少々。

 

 




この間、最近疎遠になっていた友人Sがタイムラインで
子どもが出来たことを報告していたのを思い出し

 


「あいつ子ども出来たらしいよ」と何気なく母に話すと


「へぇ、Sくん子ども生まれたんだ。アンタ出産祝いあげたの?

と言うんです。


でも正直、タイムラインの報告って個々への報告ではないから
私への報告ではないんですよね。


私への報告があったならまだしも、そのあたり
しゃしゃり出るのもどうかと思うわけですよ。


しかも

最近特によく会っていたわけでもないし

特に奥さんは知らない人だし
去年結婚祝いは出したし
正直面倒くさいし

カネもないし
あんまり他人の子どもに興味ないし
(子ども生まれたばかりの人って子どもの写真でスマホのフォルダが埋まってて

メッチャ見せてきますけどリアクションに正直困りません?)


そもそも俺がS夫妻に産んでくれと頼んだわけでもない


というようなことを淡々と言ったら
マジで烈火のごとく怒られました。

 


挙句
そんなに常識がないから結婚のケの字も出ないんだ。と。

 

 



え、ちょちょちょ

ちょっと待って!


私そんなに悪いことしました?

 

 

軽くキャッチボールしようとしたら

100マイルの豪速球を投げ返された気分なんですけど。

 



しかも卵が先か鶏が先かみたいなレベルの説教までかまされる始末。

 

 


私はべつにフツーに働いて、国民としての義務を全うしているじゃないですか。

納税だってしているじゃないですか。


んでもって、そのお金は回り回ってS夫妻の子が教育や医療を受けたりする際の一助になるはずなんですよ。


ということは、実質、

S夫妻、Sの子に対して何もしていないわけではないんですよ。

 


んでもって皆死ねば等しく土に還り、

その土に草が生え、

昆虫や動物が食べ、

かくして命は連鎖するわけですよ。

 


みんな宇宙船地球号の仲間なわけですよ。

 



みたいな説法を延々試みたところ、

母の説教もピタリと止みました。

 


私の真摯な訴えが心に響いたようです。

 

 

 

 


…母のスマホからラインツムツムの音がする

のは気のせいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

教訓

 

親の前で友人の出産話をするとクソ面倒くさい。

 

 

 

 

今日はここまで。