向かい風参考記録

北国在住。陸上競技、その他 いろいろ。

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脚が痛くてトレーニングできない!?じゃあパワーマックスだ!!ってことでパワーマックスを語る

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早いものでシーズンもそろそろ終盤。

「秋の大会で結果を出すぞ」という人はもうひと頑張りといったところでしょうか。

 

 

今日は「ひと頑張りどころじゃ済まない装置」パワーマックスのご紹介です。笑

 

 

 

1 パワーマックスとは

 

 

「パワーマックスって何ぞや」という方もいらっしゃると思いますので簡単に説明すると

 

負荷を設定できる自転車型のトレーニング機器です。

 

下記のリンクがたいへんわかりやすい説明なので、「パワマ?聞いたこともないな…」という方はご一読を。

 

cbnanashi.net

 

 

 

 

パワーマックス、通常パワマ。

 

たいへんシンプルな造りですが、

 

負荷・インターバル時間など科学的根拠をもって設定されています。

 

 

よく「科学的トレーニング」なんていうと、

スマートできつくない、というイメージがありますが とんでもない勘違いです。

 

 

突き詰められた「科学的トレーニング」とは、

 

「マックスの数値がこのくらいだと、計算上3分レストでこのくらいの数値は出る。」

 

「このレスト時間で計算上は瞬発動作に必要なエネルギーは回復しているはず。」

 

と、上限値100%中の100%を余すことなく引き出さねばならないトレーニングです。

 

 

 

私の出身大学のバイオメカニクスの先生も

「科学的トレーニングは数字を誤魔化せないから究極に根性が要る。根性練はやりきればいいだけだから楽。」

 

と言っておられました。

 

 

 

 

パワーマックスはまさにそういった装置で

 

究極の科学的トレーニングは根性トレーニングなんだ

という悟りを与えてくれる装置です。

 

自転車のような形なので、ジムなんかではひっそりエアロバイクの隣に鎮座していたりしますが目的は全く別の器具です。

 

f:id:Wetland:20180819191005j:plain

黄色いやつ、白いやつもあります

 

言ってしまえば体重データからパワー、持久力などの養成に最適な重さを設定できる。

それだけなのですが

 

セット間がタイマー管理されており、回転数も指標があります。

この負荷が実に絶妙で、人間がギリギリ耐えられるか耐えられないかのラインに設定されています。

 

 

「見ているだけで心拍数が上がる」ことで有名な、清水選手のトレーニングのような負荷も再現できます。

 

www.youtube.com

 

 

 

2 無酸素パワー測定

 

話が逸れましたが、このパワーマックス、無酸素パワー測定なるものがあり

ざっくり無酸素運動での脚力を測定してくれるモードがあります。

 

 

無酸素パワー測定自体はきついトレーニングではなく、

各種トレーニングモードの指標にしたり、数値の変遷を見るコントロールテスト的な役割があります。

 

 

 

短距離・跳躍・投擲選手などは冬期に取り入れていますね。

 

 

 

 

私は最近の数値が4kp-209 7kp-168 10kp-119 でした。

 

 

ちなみに冬期にある程度回せていた時はこんな感じでした。

 

 

f:id:Wetland:20180819193352j:plain

 

 

良い時で1300wくらい出ていたのに対し、今は1200wですから

 

そもそもの脚力が落ちこんでいることになります。

 

 

 

 

3 パワーマックスの数値はスプリントパフォーマンスの指標になりえるのか

 

 

パワーマックスについては、走る速度との相関関係はハッキリしていません。

 

自転車の選手やスピードスケート選手は2000wを超えてくることもあるそうです。

 

 

 

 

 

 

パワーマックスとスプリントの記録の関係については、

下記の2つのブログが大変参考になります。

 

 

お二方ともかなりの実績を持たれた競技者ですので信憑性の高い情報かと思います。

私の記録の変遷からみた実感としても、概ねこの通りかと思います。

 

 

 

 

46歳スプリンター Tiger blog

http://tigeraka.asablo.jp/blog/2012/02/11/6330511

 

ameblo.jp

 

 

補足するならば、パワーマックスは同じ負荷であれば体重があるほど回しやすいです。

 

赤堀氏のブログでは4kp 205 7kp 168 10kp135 としていましたが(これは赤堀さんご自身の指標でしょうね)

 

体重60kg台前半など軽量な選手は10kp 135という数値は相当キツイと思います。

 

 

 

感覚的な話で申し訳ありませんが、軽量な選手は4kp 200回転がひとつの目標かと思います。

 

また、よく陸上競技関係の論文でも見かける 体重の7.5%の負荷というのは丁度良いくらいの負荷で、

この負荷が「軽い」と感じられるくらいになっていれば

コンディションはかなり良好とみてよいでしょう。

 

7秒200回転オーバー到達で100m10秒台くらいの地力がついている と勝手に思っています。

 

 

 

4 まとめ

 

どんなトレーニングにも言えることですが、パワーマックスも人によって合う・合わないはあります。

スプリンターでいえば、前後の動きが得意で脚の軌道がスイング型の選手はタイムに比べてパワーマックスの数値は低いかもしれません。

 

 

それでも、特にこういった数値の取れるものは定期的に見ておくと

調子が落ち込んだ時、「ここの数字が落ちている」というのがわかりやすいので

復調のきっかけを掴みやすくなるのではないでしょうか。

 

 

 

走りの形や感覚を追求して修正しようとすると泥沼にハマりやすいので。

ある意味、フォームは結果ですから。

自戒の意味を込めて書いておきます…。

 

 

今日はここまで